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怒りをコミュニケーションとして使える人だけ怒りなさい

今日もサクッと読めるブログを書いていきます。怒りと眠りのアドバイザー、矢野です。

私は怒りの専門家なので、アンガーマネジメントの各講座や個人セッションで「怒っていいんですよ」と伝えています。けれど道行く人に「怒っていいんですよ」と声をかける事は100%ありません。なぜなら、講座やセッションでは怒りをコミュニケーションとして使える方法をセットで伝えているからです。

怒りは本能的な反応で、強いエネルギーを持つ感情です。自然界においては、生命の危機に瀕した時に「この場から逃げるか?それとも闘うか?」という行動のスイッチを押す役割の感情です。怒りも眠りも、人の生存本能に根差した行動で、だからこそ強く、大きな影響力を持ちます。

とはいうものの、人は人間同士で協力し合い生存確率を高めて来た社会的な動物です。その人間社会において、本能的な怒り方はトラブルの元にしかならず、問題が解決せず、状態が改善しない不毛な怒りとみなされます。人間社会においては意識的に怒りをコントロールし、闘わず、逃げず、協調する方法を探るのは、社会人として必須のスキルなのです。しかし日本では義務教育として感情コントロールを学ぶ制度はありません。だからこそ不毛な怒りの表現であるパワハラやカスハラが蔓延してしまっていると言っても過言ではないでしょう。

怒りもコミュニケーションです。科学的なアプローチで感情をコントロールするスキル、アンガーマネジメントで自分に「怒っていいんですよ」と言えるようになりましょう。

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