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プロスペクト理論

人は、利益を得る場面では「確実に手に入れること」を優先し、反対に損失を被る場面では「最大限に回避すること」を優先する傾向があるという行動心理を表した理論を『プロスペクト理論』と言います。

FXや株などの投資でよく使われる理論です。

分かりやすく言うと、「得をするよりも、損をしたくない!!」という気持ちの方が強くなるということです。

例えば、コインゲームをするとして、

・コインの表が出たら100万円もらえる
・コインの裏が出たら50万円失う
※ゲームに参加しない場合は無条件で20万円もらえる

貴方ならどうしますか?

ほとんどの人は「参加しない」を選び、確実に20万円の利益を取ることが選びます。

これは、ハイリスク・ハイリターンよりもノーリスク・ローリターンがいいというまさにプロスペクト理論に基づいた心理が働いているのです。

恋愛で活用する方法

実は「プロスペクト理論」は恋愛でも活用することが出来ます。

一目ぼれをした人がいるんです…
あまり話したことはないけれど、好きになってしまいました。
自分の存在を知られているかすらわからない人に、恋をした…

このような状況下にある人は、プロスペクト理論を利用して恋愛が成就する可能性がぐーん!と高くなります。

好きな人がいるとき、多くの人は奥手になりがちです。
「向こうから話しかけてくれるのを待っている」「ただ遠くから見ているだけ」などのことをしてしまい、恋愛が一向にいい方向に進まないという事になり、そのまま何もできずに恋が終わる。

では、どうすればいいのかプロスペクト理論を用いて解決する方法を、詳しく解説していきます。

俺(私)のこと好きなのかなと相手に思わせる

この「俺(私)のこと好きなのかな?と思わせる」×「プロスペクト理論」は、恋愛において非常に有効です。

「適度なボディタッチ」
「たくさん質問して相手への興味を示す」

などをして相手に「俺(私)の事好きなのかな…?///」と思わせましょう。
「ボディタッチ」「質問」に分け、一つ一つ丁寧に解説していきます。

適度なボディタッチ

ボディタッチの効果は男女で異なります。
まずは参考までに男女別にボディタッチをする人の心理から見ていきましょう

女性からボディタッチをする心理

  • 嫌いではない
  • 好意や愛情表現として
  • 反応が面白くてからかっている
  • 肩や背中、お腹だと好意は微妙
  • 手や腕、腰なら好意の可能性大
  • 口や足なら間違いなく好意アリ
  • ないなら無反応が一番
  • 下心は封印して相手の女性に合わせる


男性からボディタッチをする人の心理

  • 好意がある
  • 友達になりたい
  • 下心がある
  • 仲が深まったと思っている

これらの心理が男女別に現れます。

ボディタッチを行うBESTなタイミング!

いくらボディタッチをすることが効果的と言っても、言うまでもなくただ触ればいいという訳ではありません。
一番ベストなタイミングは「話しているとき」です。

なんとなく、しっくりこない方もいると思いますので、なぜ「話しているとき」がボディタッチを行う一番ベストなタイミングなのかを説明していきます。

みなさんも想像してみてください、気になっている人にボディタッチをしてみようと思っても、かなりやりにくいかと思います。
ただ、話している最中に「突っ込みを入れる感じにさりげなく触れる」「なにかを渡すときに手にそっと触れる」
くらいなら簡単にできそうじゃないですか?

一つだけ、気を付けることがあるとするならば「あの人って突っ込みとか入れるタイプの人だっけ…?」と思われない為に

・普段から「オーバーなリアクションを取る人」
・まだ話したことがない人にもわかるくらい「明るい人」と言う印象を周りに印象付けておきましょう。

さらにこれだけではなくて、話しかけるときに「肩のあたりをそっと叩いて話しかける」という事も可能です。

この記事を読んで恋愛に関する武器を手に入れたとたんに、人が変わったようにふるまうのは、かなり不自然な行動です。
出来るだけ「自然に」これを心掛けて上手に活用していってください。

ボディタッチの科学的効果

実はボディタッチをには、ストレス解消効果があり、やる気がみなぎってくる脳内物質である「ドーパミン」と幸せを感じたときに分泌される「オキシトシン」が少なからずですが、ボディタッチによって分泌されます。
ハグにも同じことは言えて、肌と肌が触れあうことが出来れば、やる気がみなっぎってくる脳内物質「ドーパミン」
幸せを感じたときに分泌される「オキシトシン」が多く分泌されることがわかっています。


これらの事から「ボディタッチは効果てきめん」だという事がなんとなく理解していただけたでしょうか。

たくさん質問して相手への興味を示す

次に「たくさん質問して相手への興味を示す」です。
これは単純に

「どこ出身なの?すきな食べ物は?今好きな人とかいるの?」とばかすか質問していけばいいという訳ではありません。
こんな質問の仕方じゃ、街を歩いているときにたまに半強制的に始まる「インタビュー」と変わりありません。

こんな質問に仕方じゃ相手は「話すらもうしたくない」と思われてしまうでしょう。

朝、学校や職場に到着し、気になる子が目の前にいたとします。
普通に「おはよ~」「こんにちは~」などの挨拶から会話に持っていった時の例文を出しますので、使い方の例を見ていきましょう。

ダメな質問を交えた会話例
あなた「そういえば、休日はどうやって過ごしているの?」

お相手「映画行ったり~たまに友達とショッピングしたりしてるかな~」

あなた「そうなんだ!最近だとどんな映画見たの?」

お相手「今話題の映画だよー!よくCMでやってるやつ!」

あなた「そうなんだー。えっと映画は誰と観に行ったの?」

お相手「…友達とだよー」

あなた「…そうなんだーおもしろかった?」

お相手「まあまあかなー」

あなた「そうなんだ。」

どうでしょうか、まさに地獄のような会話内容になってしまいました。
中には「いや、自分ならもっとうまく喋れるよ!「さすがにここまでではない…はず!」と思った方もいらっしゃるはずですが、いざ自分が思いを寄せている相手を目の前にしたら、無意識にこうなってしまっている可能性があると思うと怖いですね。

特に今話題の映画の感想が「まあまあかな」と返したところなんて、早く会話を終わらせたい感じがひしひしと伝わってきますね…

「ただ質問をすればいい」という訳じゃないことが分かったところで、好感度が上がる質問の仕方をお伝えしていきます。

いい質問を交えた会話例
あなた「そういえば、休日はどうやって過ごしているの?」

お相手「映画行ったり~たまに友達とショッピングしたりしてるかな~」

あなた「そうなんだ!自分も映画よくいくよ!最近だとどんなの見たの?」

お相手「○○も映画よくいくんだ!そうだな~今話題の映画だよ!」

あなた「あ!自分もそれ最近観に行ったよ!面白かったよね~」

お相手「わかる!もう一回観に行きたいくらい面白かった!!」

これ以上書いてしまうと小説一冊出来上がるくらいの量になってしまうので、ここまでにしておきますがさっきの例文の会話と比較してみてください。

  • 会話の盛り上がり方
  • 共通点ができた
  • デートに誘う口実が出来た

などなど全然違いますよね。
例え映画が別に好きじゃなくても、特に嫌いという訳じゃないというのなら「すき」に言い変えてしまっていいのです。
観たことがないのなら「自分もそれ見たいと思ってたんだよね~」と言う風に言うことが出来るわけです。

プロスペクト理論×ボディタッチ&質問の組み合わせ

ここまで読んでみて、プロスペクト理論を上手に活用するには「ボディタッチ&質問」が有効だという事が理解していただけたでしょうか。

原理としては「会話のボディタッチをすることで、やる気がみなぎってくる脳内物質である「ドーパミン」と幸せを感じたときに分泌される「オキシトシン」が分泌されることによって「この人私のことが好きなのかな」と言うポジティブな考えが浮かばせ、さらに追い打ちをかけるように相手に質問を投げかけます。

こう相手に思わせた時点であなたの勝ちです。
なぜなら、人は一度手に入れたものは失いたくないというプロスペクト理論が働き、意識が恋愛に変わります

「好きでもないのに失いたくない」という矛盾が相手の中で生まれ、それを解消しようと事実を書き換えてしまう
つまり「失いたくない=好きな人」と無自覚のうちに書き換えてしまうのです。

営業での活用方法

最後に営業でのプロスペクト理論を活用方法を、短くご紹介します。

プロスペクト理論は、営業にも活用することが出来ます。
例えば

A:「弊社が運用しているこのサービスを導入していただくと、年間の売り上げが30%も上がります!
B:「弊社が運用しているこのサービスを導入していただくと、年間30%機会損失が発生してしまいます

一見同じような意味を持つ、この二つの文章ですが、実はBの文章の方が印象に残り、導入率が高いという事がわかっています。
このことからも人間は「得」よりも「損を回避する」方を選ぶのです。

恋愛編では「この人わたしのことすきなのかな?」と思わせることで「失いたくない=好きな人」と損失回避をさけさせるという風に行動してきましたね。

営業でも同じように「これをしたら得しますよ!!」と言うより「これをしなければ、これくらいの損失があります」という風に伝えた方が人間は真剣に物事を考えようになり、さらに、自分の目の前にこれから出るであろう損失を回避することが出来るかもしれない人がいると、頼ってしまいたくなるため導入率が高くなるという訳です。

是非、あなたも営業をする際、プロスペクト理論を取り入れてみて下さい!



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