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ミラーリング

相手の行動や仕草などをミラー(鏡)のように真似ることで、相手に親近感・好感を抱かせる心理テクニックを『ミラーリング』と言います。

相手と会話しているときに自然とミラーリングすることで、「自分と感覚が似ている」と無意識化で思わせることができ、相手はあなたのことを受け入れやすくなります。

例えば、相手が髪を触る仕草をした時に同じように「髪を触る仕草をする」ということです。

仕草以外にもLINEやメールで表現を真似ることにも使われます。

例えば、「絵文字を使う人には絵文字で返す」「スタンプを使う人には同じようなスタンプを使う」などです。

ミラーリングの注意事項は「極端に真似しすぎないこと」

真似をしようと意識しすぎるとぎこちない動きになってしまったり、真似をしていることが相手に伝わってしまうと、逆に警戒心を抱かれてしまうことになります。

コツとしては「ワンテンポずらす」です。

相手が髪を触る仕草をしたら10秒ほど後に髪を触る仕草をしましょう。


◆恋愛での活用法

“自分と似た連絡の取り方”が相手に安心感を与える

お互いのことをまだあまり知らない恋愛初期の段階で、関係を深めるために大切なのは、メールやLINEなどの連絡手段です。

対面ではないテキストだけのやり取りの中でも、ミラーリング効果を活用することができます。

・返信のペース
・文章の長さ
・全体のテンション
・絵文字や顔文字の使い方
・言葉づかいが丁寧かフランクか

相手から送られてくるメッセージのこれらのポイントをよく観察しましょう。

そして、できるだけ相手のメッセージに合わせた返信を心掛けます。

「僕は本を読むのが好きで、週末はカフェに本を持ち込んで2、3冊読んでいますよ(^^)」

「そうなんだ( *´艸`)!私も本読むの好きだよ~♪♪ 本屋さん行くのも楽しいよね(*’ω’*)☆☆」

「僕は本を読むのが好きで、週末はカフェに本を持ち込んで2、3冊読んでいますよ(^^)」

「そうなんですね。
私も読書が好きで、仕事帰りによく本屋さんに立ち寄るんです♪」

さて、この男性が前向きに関係を築いていこうと思うのは、どちらの女性でしょうか。

あくまでも、恋愛においてミラーリング効果が発揮できるのは、恋愛初期。

相手に安心感を与える・警戒心を和らげる、という点において非常に効果的ですが、いつまでも相手のペースでお互いが似たようなレスポンスを繰り返していては、自分を知ってもらう、という最重要ポイントを見失ってしまいます。

ミラーリング効果でお互いに歩み寄れたら、次は自己開示に進みましょう。


◆営業での活用法

あえて“違い”を演出することで“類似”を際立たせる

営業においては、ミラーリング効果を狙ったアプローチは使い古されており、もはや時代遅れといわれています。

商談の場で、より強くミラーリング効果を発揮させたいのなら、あえて“違い”を演出し、“類似”する部分にフォーカスさせることが有効です。

例えば、商談相手の話し方がとてもスローテンポだったとき、あえて早口で話します。

すると商談相手は常に“違い”を感じ、どこかで違和感を抱き続けます。

そんな中で、趣味や価値観や生活圏などの個性が感じられる部分に共通点が見つかったとき・・!

それまでの違和感が一掃され、振り子の原理のように、強く商談相手の心を掴むことができるのです。

これは“類似性の法則”をミラーリングに応用した心理テクニックです。

あらかじめ、商談相手のプロフィールを把握しているなど、共通項が分かっているときに効果を発揮します。

「今期のラインナップは、いつも以上にバリエーションに富んでいますよ!軽くて携帯にも便利なものもあれば、デザイン性重視の~」

(相手の心中:早口でまくし立てられているようで、落ち着かないな。)

「・・・もちろん、お子様にも使っていただけます。僕は、山手線で通勤しているので、小さなお子様が乗っているのを見ると、こんな商品があれば便利なのにな~とかねてから思っていたんですけどね。」

(次から次へと情報がでてくるなぁ・・・山手線?)

『そうなんですね。僕も山手線で通勤しているんですよ!』

「あ、そうなんですね。山手線のどちらの駅ですか?」

このように、共通項は“山手線”などの身近なキーワードがとっかかりやすく効果的です。

◆マーケティングでの活用法

内部(社内)⇔外部(クライアント)が共鳴するブランディングが
ミラー効果を発揮する

マーケティングにおける最重要任務のひとつに“ブランディング”があります。
消費者にあたるクライアントに向けたブランド戦略は「エクスターナルブランディング」と呼ばれ、その対義語として「インターナルブランディング」と呼ばれる戦略があります。

「インターナルブランディング」とは、社内向けのブランディングで“我々はこういう企業である”というブランディングイメージを社内に浸透させ、社員一人一人を発奮させることが目的です。

近年、企業が自社のコーポレートサイト制作に注力するのは、クライアントに対するアピールだけでなく、勤めている社員に向けたアピールをするためでもあるのです。

内部と外部の双方向に対するブランディングが一致していたとき、クライアントの期待と 企業の提供するサービスに不一致が起こらなくなり、大きな企業成長に繋がります。

ブランディングにおいて、このミラーリング効果を発揮させるためには、先に述べたように外部に対するブランディングイメージと内部に対するブランディングイメージが一致している必要があります。

したがって、エクスターナルブランディングとインターナルブランディングは同じブランド戦略室が担うか、部門を分けたとしてもしっかりとした連携をとって推進していくことが大切です。

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