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六曜とは??それぞれの意味や信憑性について

カレンダーの日にちの空きスペースに「大安」、「仏滅」などという文字が書かれていますよね?

言葉は知っていても具体的にどのような意味があるのか知らない人も多いのではないでしょうか。

今回は六曜について紹介したいと思います。

目次

1.六曜の意味と由来

2.六曜の読み方とそれぞれの意味

①先勝

➁友引

➂先負

④仏滅

➄大安

⑥赤口

3.六曜の日にちへの割り当て方

①その月の1日から六曜を割り当てる方法

➁月と日にちから六曜を計算する方法

4.六曜の信憑性は?

5.六曜以外に縁起が良いとされる日

①天赦日

➁一粒万倍日

1.六曜の意味と由来

六輝(ろっき)ともいう。暦日の注。先勝(せんしょう)、友引(ともびき)、先負(せんぷ)、仏滅(ぶつめつ)、大安(たいあん)、赤口(しゃっく)のこと。14世紀に中国から伝えられた当時は、大安、留連(りゅうれん)、速喜(そくき)、赤口、将吉(しょうきつ)、空亡(くうぼう)といったが、その後、名称、順序ともに幾度か変わり、いまの形に落ち着いたのは天保(てんぽう)(1830~1844)のころという。一般に行われるようになったのもこのころからである。現在も婚礼には仏滅を避けて大安が選ばれ、葬式には友引が忌まれるなど、根強く生きている。本来は時刻の吉凶の占いで、先勝は午後は凶、友引は昼凶、先負は午後大吉、仏滅はすべてに凶で、大安はすべてに吉、赤口は正午のみ吉、とされる。(引用:コトバンク)

六曜の起源については諸説がありますが、中国で誕生していたとされています。六曜は中国で「時間」を区切るものとして使われていました。太陽が昇ってから陽が落ちるまで3つ、夜に入ってから日が昇るまでを3つというように1日を6つに区切り六曜を当てはめました。

日本へは14世紀(鎌倉時代)に伝わったとされており、当初は現在の曜日のようなものであったと言われています。そして江戸時代の終わりごろから現在のように日の吉凶を占う指標へと変化しました。ただしその吉凶の根拠は不明です。

昔から六曜により行事などの日柄は決められていて、それは今でもの根強く、特に冠婚葬祭や引っ越しなどでは意識されています。

六曜はその日に「やってはいけないこと」を考えるための指標です。

2.六曜の読み方とそれぞれの意味

六曜にはそれぞれ意味があり、1日のうちでも吉の時間帯、凶の時間帯などがあります。

①先勝(せんしょう/せんかち/さきがち/さきかち)

「先んずれば勝つ」という意味を持ち、急いで物事進めると良いことがあるとされ、特に訴訟事に良い日とされ、また結婚式などのお祝い事にもいい日とされています。運勢は1日の間でばらつきがあり、「午前中が吉、午後2時~6時までは凶」とされ、午前中に何事も済ませておくといいとされています。

➁友引(ともびき)

昔は「いかなる勝負も必ず引き分けになる」とされていましたが、今は「友人を引き込む」という意味で通っており、結婚式の日としては良く、葬式や法事は避けるべき日と認識されている方が多いでしょう。

葬式や法事が避けられる理由は「友人を冥土に引き寄せる(死ぬ)」と迷信があるからです。

1日の運勢は一定しておらず、朝は吉、11時~13時は凶、夕方は大吉と移り変わっていきます。

➂先負(せんぶ/せんぷ/せんまけ/さきまけ)

「先んずれば負ける」という意味があります。先勝とは逆で、急いで物事を進めても良いことはないので、勝負事や急用を避けるべきで、穏やかに過ごすことが良いとされています。午前中が凶で午後は小吉とも言われていて、何事も起こらないように無難に過ごすことが良いでしょう。

④仏滅(ぶつめつ)

「物事が滅する(終わる)」という意味があり、仏すらも滅する大凶日とされています。六曜の中でも最も縁起の悪い日とされ、何事も慎む日とされています。婚礼を含むお祝い事を避けるべきとされています。

悪い日だと思われがちですが、別れたい人と別れるには適した日で、仏事にも適した日とされています。悪縁を切り、改めて人生をスタートしたいよきなどには適しています。

➄大安(たいあん/だいあん)

「大いに安し」という意味を持ち、何をするにも吉とされる日で、時間帯による吉凶の区分がなく、一日中大吉とされています。

六曜の中で最も縁起が良いとされ、結婚式や結納が行われることが多いでしょう。

⑥赤口(しゃっこう/しゃっく/じゃっく/じゃっこう/せきぐち)

古来より魔物がいると考えらえている「丑寅の刻(午前2時~4時)」の時間帯に当てはめられていました。このことから、赤い口の鬼が災いをもたらす日とされています。特に火の元、刃物には要注意で、「万時で用いない悪日」とされています。

仏滅が「物が滅する日」と言われているのに対して、赤口は「すべてが消滅する日」とされています。11~13時の2時間(牛の刻)は鬼が休むため、この時間帯のみが吉とされていて、何かを行うならこの時間が良いとされています。

3.六曜の日にちへの割り当て方

六曜が記載されたカレンダーを見たことがある人も多いのではないでしょうか。六曜はどのようにしてカレンダーの日付に割り当てられるのか紹介します。

①その月の1日から六曜を割り当てる方法

六曜は旧暦が基準です。その月の1日がどの「曜」か決まっているので、1日から数え当てはめていく方法があります。当てはめる「曜」は、先勝、友引、先負、仏滅、大安、赤口の順です。

旧暦の最初の日の六曜は以下の通りです。

1月・7月:先勝

2月・8月:友引

3月・9月:先負

4月・10月:仏滅

5月・11月:大安

6月・12月:赤口

※うるう年の場合は直前の月と同じ月の六曜から始めます。

➁月と日にちから六曜を計算する方法

計算により、どの日にどの「曜」が割り当てられるのかを導くこともできます。月と日の数字を足して6で割り、出てきたあまりの数字でわかります。あまりが0は大安、1は赤口、2は先勝、3は友引、4は先負、5は仏滅です。

例:1月1日の場合は、1(月)+1(月)=2で、2÷6=0あまり2なので、1月1日の六曜は「先勝」です。

4.六曜の信憑性は?

六曜について紹介してきましたが、実はあまり信憑性があるものではないと考えられています。本来は時間帯を占うための指標だったものが、日を占うものとなったり、新暦に合わせて使用されるものになることで今に適したスタイルに変化させています。しかし、普段は気にしないという方も特別な日である冠婚葬祭・お祝い事・お見舞い・引っ越し・家を建てる時などには六曜が気になるという方も多いのではないでしょうか。大きなイベントや行事などの日は六曜を取り入れることで、よりイベントが前向きに楽しめるかもしれませんね。

5.六曜以外に縁起が良いとされる日

六曜以外にも吉日とされる日があります。

①天赦日(てんしゃにち/てんしゃび)

天赦日とは「天が万物の罪を赦す日」とされ、日本の暦の上で最高の吉日とされる日です。年に5~6回しか訪れない大開運日であり、どんなこともうまくいく日だと言われています。やってみたかったこと、成功したいことを思いっきりするのにぴったりの日で、新しことに踏み出すのにふさわしい日でしょう。

➁一粒万倍日(いちりゅうまんばいび/いちりゅうまんばいにち)

一粒万倍日は「1が10,000に大きく膨れ上がる日」なので、この日に始めたことは、やがて大きな成果を上げると考えられることから、「何かを始めるのに最適な日」とされています。大安と並ぶ縁起の良い日とされていて、大きく発展させたいことを始めるのに適しています。平均して月に4~6日ほどあります。仏滅と重なると縁起の良さが薄れるとも言われているので、六曜も考えながら判断するのが良いでしょう。

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