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就活における自己分析の効率的なやり方

就活の初期段階で必ず行う「自己分析」はともて重要な取り組みです。自己分析は自分の強みや弱み、その根拠となるエピソードを見つける作業です。質の高い自己分析ができるかどうかで、志望動機や自己PRに説得力を持たせることが出来ます。

「自己分析は大事」とよく聞くけれど、具体的にどのように進めていいのかわからないという人も多いと思います。

そこで、今回は自己分析の目的、効果、手順について紹介します。

まずは、就活における自己分析とは、自分の過去から現在までを振り返り、自分の特徴や長所・短所を把握し、分析することで、就活での自分の「強み」を見出すことです。

◆自己分析の目的

  • 自分の仕事選びの軸を明確にする
  • 自分の「強み」を正しく伝えることができる

自己分析をすることで、自分の特徴が見え、どのような業界・企業が合っているのか、志望したいのかという仕事選びの軸を具体的に考えることができます。

また自分の価値観、性格、強み、弱みを知ることで、エントリーシートや履歴書、面接において、自分の「強み」をわかりやすくアピールすることができます。

企業が一番知りたいのは、あなたの「強み」なので、どのような長所を持っていて、その特徴を会社で活かせるかをみています。

自己分析を通して、どのような企業・業界を志望するのか、仕事選びの軸を明確にして、あなた自身の特徴から自分の「強み」を見出して、自分のことをわかりやすく伝えれるようにしましょう。

◆自己分析の手順

STEP1:自分史の作成

STEP2:エピソードの深堀り

STEP3:特徴を整理していく

STEP1:自分史の作成

自分史とは「自分が生まれてから現在までの自分の歴史」のことで、具体的には、小学校から現在までに経験してきた出来事やエピソードを年表のようにまとめたものです。自分の記憶を遡っていけばいいので、特に難しく考える必要はありません。自分史を作ることで、客観的に自分を見つめ直すことができ、自分の強みや弱みを再認識できます。

やり方としては、今までの自分を時系列に沿って書いていきます。小学校、中学校、高校、大学と時代ごとに分けて書くと見やすくなります。「頑張ったこと」「楽しかったこと」「悔しかったこと」「挫折したこと」「挑戦したこと」「印象に残ったこと」など様々な出来事やエピソードを全て書いていきましょう。

STEP:2エピソードの深堀り

STEP1で書き出した情報を元に、自分自身に「なぜ?」を繰り返し、印象に残っている経験などをピックアップして、「なぜ?」「何を考えたのか?」「何を得た?」というような問いかけをしてみましょう。1つ1つの経験を深堀りして、自分の強み、弱み、価値観を探っていきましょう。

  • ○○を始めたきっかけは何か?
  • どのように楽しかったのか/悔しかったのか/辛かったのか?
  • なぜ頑張ることができたのか?
  • 大きな挫折はあったのか?

特に自分自身に影響を与えたものや印象に残っている出来事は、あなたが面接で面接官に伝えるエピソードになるので、より深堀ろすると良いかもしれません。

〈高校3年間バスケットに打ち込んだ経験を深堀りした例〉

◇なぜ高校3年間バスケットに打ち込むことができたのか?

→部活が楽しかったから

◇なぜ部活が楽しかったのか?

→3年間一緒に過ごしたチームメイトがいたから

◇なぜチームメイトがいると楽しかったのか?

→チームメイトは仲が良くて、支え合いながら厳しい練習も乗り越えられたから

◇なぜ支え合いながら厳しい練習も乗り越えられたのか?

→みんなで「試合に勝つ」と同じ目標を持って、一致団結して練習に取り組めたから

「なぜ?」と具体的に深堀りすることで、自分自身の特徴が見えてきたのではないでしょうか?

  • チームメイトを大切に思っている
  • 仲間と一致団結して、目標に向かって頑張ることができる

このようにひとつの経験や出来事に対して「なぜ?」を繰り返すことで、自分では気づかなかった価値観や、自分の強み、長所を見出すことができます。

今回は何かを続けた例をあげましたが、自分が続かなかったことや、困難だったことなどで、自分の短所が出てくることがあります。その短所をどのように解決したのかは、長所にもなりえるので詳しく掘り下げてみましょう。

STEP3:特徴を整理していく

STEP1,2で書き出した内容を整理していきましょう。

STEP1,2で書き出したあなたの特徴を「現在のあなた」「過去のあなた」に当てはめてみましょう。昔から今まで変わらない特徴や、昔と今で変わった特徴を整理していくことで、自分の「強み」が明確になります。

希望する企業に入社するためには、自分の「強み」や長所をアピールして、企業側に必要な人材だと判断してもらうことが大切です。

「過去のあなた/現在のあなた」の特徴から、自分の行動パターンの共通性を見つけて、そこから自分の「強み」を言語化するようにしましょう。

また数年後こんなふうになっていたいなという「未来のあなた」についても自己分析して言語化してみましょう。

「過去のあなた/現在のあなた」の特徴からは自分にどんな仕事が合っているのか、「未来のあなた」からは、どんな仕事がやりたいのかが見えてくるでしょう。

◆自己分析に効果的な方法

自己分析の手順について紹介してきましたが、就活を有利に進めていくためには、どのようにして自己分析を徹底してするかが重要になっていきます。

ここでは、自己分析の効果的な方法をいくつか紹介しますので、試してみてはいかがでしょうか?

①他己分析をしてもらう

他己分析とは、家族や友人など、あなたのことをよく知っている身近な人に、あなたの性格や長所・短所・印象などについて客観的に分析してもらう作業のことです。

自己分析をすべて自分で行うと、客観的にみているつもりが、つい主観的になってしまう場合があります。他己分析を取り入れた方が、様々な角度から分析を行ってもらえるため、客観的な「強み」を見つけることができ、説得力のある自己PRをすることができます。

➁モチベーショングラフを作る

モチベーショングラフとは、横軸を時系列(学年)、縦軸をモチベーションとしたグラフのことです。過去の経験から自分のモチベーションがどのように変動してきたかを把握することができます。モチベーショングラフを作成することで、人生のアップダウンを視覚的に捉えやすくなります。どのような時に楽しかったか、辛かったなどが具体化されて、向いている分野が分かります。

モチベーションが高い時期には、それぞれ何か共通点があるはずです。自分が何にやる気があるのか、やりがいを感じれるのかをきちんと整理することで、企業選びの際や、志望動機を書く時にも役立ちます。

➂診断サイトを利用する

ネット上には、自己分析をサポートしてくれる多くの診断サイトがあります。診断サイトを活用することで、自分にはない視点から、客観的に自分を見つめ直すことができ、今までとは異なる角度から自己分析をより掘り下げることができます。

無料性格診断テスト16Personalities

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◇効率のいい就活のやり方~5つのステップ

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