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なぜトップマネジメント層はNOと言われてもイラっとしないのか?

今日もサクッと読めるブログを書いて行きます。怒りと眠りのアドバイザー、矢野です。

 先日ある方から、トップマネジメント層程、アンガーマネジメントを学んでいなくても、アンガーマネジメント的に正しい考え方を身に着けている人が多いという話を伺いました。その理由として①自分の存在を客観視できている②俯瞰で自分の言動・行動をとらえる事ができる、という点が挙げられていました。

 自分の存在を客観視し、俯瞰でとらえる事が出来る人は、自分の提案や要求に対して相手がNOと言う事を事前に想定しています。例え自分が求める返答がYESであっても、「相手にはNOという権利があるし、その権利を尊重しする。仮にNOと言ったらプランBとしてこうしよう」そこまで考えています。自分の提案や要求には常にYESと答えるべき、と考えているパワハラ予備軍によくいるタイプとの違いがそこにあります。YESという答えが返って来ることを期待しつつも、NOと言われる可能性がある事を予期しているので、怒る必要が無いのです。そして無駄にイライラしないからこそ、冷静に交渉を進める事が出来るのです。

 トップマネジメント層ほど、アンガーマネジメント的に正しい考え方、行動を身に着けている方が多いようです。それは、自分の事を客観視し、俯瞰でとらえる事ができ、相手を尊重している人がトップマネジメント層に行くから、という事も影響しているようです。NOと言われてもイラっとしない存在に近づくには、人生経験を多く積むのも一つですが、アンガーマネジメントを学ぶという方法もあります。もし興味が出たら、講座にお越し下さい。

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