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ストレスの上手な付き合い方とは??

多様化する現代社会において、人によって生活スタイルは様々になり、ストレスを感じることも多い人もいるのではないでしょうか。昔なら許されていたことでも「パワハラ」や「セクハラ」などのハラスメントと捉えられることもあり、考え方や行動を改める必要がある方もいるでしょう。

 人間関係、仕事、周囲の環境、学校生活などストレスの原因も多様化しており、、適度なストレスはパフォーマンスを向上させることもありますが、過度なストレスが蓄積すると心身ともに悪影響を与えることもあり、時には病気の原因となってしまうこともあります。今はストレス社会とも言われているように、ストレスを感じずに生きることは難しくなってきており、ストレスと上手に付き合うことも必要になっています。

 そこで今回は「ストレスと上手に付き合う方法」について紹介します。

目次

1.ストレスとは

2.ストレスに気づく

3.ストレス解消方法を持つ

4.視点を変えてみる

まとめ

1.ストレスとは

 厚生労働省のみんなのメンタルヘルス総合サイトによると、「外部から刺激を受けたときに生じる緊張状態のこと」とあります。人によって感じ方が違うため一概に判断することはできませんが、天候や騒音などの環境的要因、病気や睡眠不足などの身体的要因、不安や悩みなど心理的要因、人間関係、多忙な仕事など様々な要因が挙げられます。日常生活において、「今までと違う変化」がストレスの原因となります。

 適度なストレスではやる気が出たり、達成感を味わうことができるなど、ストレスフリーの状態よりも適度なストレスの方がパフォーマンスが向上することもあります。ストレスが悪いということではなく、過度なストレスを感じ続けることが問題となります。

 過度なストレスは心身ともに影響を与えることもあり、やる気の低下やイライラするなどの兆候が出てきます。そこで自分のストレスに気がつくことが出来れば対処することができるかも知れませんが、気づかないままストレスを感じ続けるとさらに調子が悪くなってしまうかもしれません。

 ストレスに気づいた段階で気分転換など自分なりのストレス解消に取り組むことが大切になります。

1.ストレスって何?|セルフケアでこころを元気に|メンタルヘルスへのとびら|メンタルヘルス|厚生労働省 (mhlw.go.jp)

2.ストレスに気づく

 ストレスと上手に付き合うためには「自分のストレスに気づく」ということも大切になります。過度にストレスを感じているとストレスサインとして態度などに現れることもあります。例えば、「不安感」「イライラ」「やる気が出ない」「食欲がない」「興味がもてない」などが挙げられます。今までの自分では考えられないような症状が続いた場合は精神科や心療内科などの専門家に相談してみてもいいかもしれません。

過度なストレスが継続すると別の病気のきっけかになる可能性もありますので、ストレスサインに気がついたときには早めの相談や対処をすることを心掛けましょう。

ストレスサインは自分だけでなく職場の同僚など周りの人に出ていることもあると思います。本人は気がつかなくても周りの人が気づいてあげることでストレスケアができるかもしれません。自分自身も周囲の人にケアしてもらうこともあるでしょう。お互いが思いやりを持つことができればストレスの軽減に繋がるかもしれません。

◇過度なストレスが体調に与える影響とは??

3.ストレス解消方法を持つ

 「ストレス発散」という言葉があるように何か自分なりのストレス解消方法を持っておくこともストレスと上手に付き合うポイントになります。ここではストレス発散方法をいくつか紹介します。

・運動する

 体を動かすことで心身ともにリフレッシュすることができます。激しい運動でなくても効果はあります。

運動が苦手な人は散歩でいいでしょう。適度な運動はポジティブな気持ちにもなり、ストレスの解消に繋がります。

・愚痴を言う

 信頼できる人に自分の愚痴を聞いてもらうのもいいでしょう。自分の思いを吐き出すことでスッキリとできるかもしれません。人に言うのが嫌だという人は文章などにして書き出すこともいいと思います。文字にすることで客観的になることもできて冷静になることもできます。

・良く寝る

 睡眠不足は気持ちがネガティブになる原因にもなり、ストレスも溜まりやすくなります。日本人は睡眠時間が短いとの研究結果もありますが、良質な睡眠をとることは心身の整える効果もあるので「良質な睡眠」を意識してみましょう。個人差はありますが、成人の場合、必要な睡眠時間は6~7時間程度が目安と言われています。質の良い睡眠をとるためには、「規則正しい生活」「適度な運動」「朝日を浴びる」「自分に合った寝具を使う」ことを心掛けてみてください。最近では、ほとんどの人がスマートフォンを持っていますが、寝る直前までスマートフォンを見ていると、ブルーライトによって「メラトニン」が減少し、睡眠の質が悪くなってしまいます。

ブルーライト対策をすることで睡眠の質を上げることができますので、ブルーライトを軽減できる眼鏡や保護シートなどを活用してみてください。

・趣味に打ちこむ

 自分の熱中できることに打ちこむことでストレスのことを忘れたり、解消したりすることができます。

趣味がランニング、筋トレなど「体を動かすこと」という人もいるとは思いますが、「ゲーム」「食べ歩き」「映画鑑賞」「音楽鑑賞」など体を動かすものでなくても問題ありません。「自分の好きなことをする」ことがストレス解消に繋がります。

現状、「何もやりたいことがない」という人は少しでも興味のあるものにチャレンジしてみることでストレス解消のきっかけがを作ることができるかも知れません。とりあえず何か始めてみてはいかがでしょうか。

◇ストレスとは??手軽にできるストレス発散方法

◇ストレス解消!!運動による効果とは?

4.視点を変えてみる

 物事の見方や考え方を少し変えてみることでストレスを軽減することができるかもしれません。

例えば、職場で後輩が仕事のミスをしてチーム全体の進捗が遅れてしまったとします。自分のせいではないので足を引っ張られているように感じてイライラするかもしれません。このとき、「あいつのミスで遅れた」「なぜミスをしたんだ」とネガティブに捉えることでストレスが溜まってしまいます。

こんなときはポジティブに捉えられるに心掛けましょう。

「このミスをすることで次に活かしてくれればいいや」「もう少しフォローしてあげればよかったな。次はもう少し気にしてあげよう」など前向きに考えることができればイライラを抑えられるかもしれません。

 世の中の人が自分の考えと合う人ばかりではありません。自分のルールや考え、感性と違うことでストレスを感じることがあります。そんな時は「相手の立場」で物事を考えてみてもいいでしょう。そうすることで「なぜそのような行動、考え」をしているのかを理解できることもあり、ストレスの軽減に繋がるかもしれません。

まとめ

以上、「ストレスと上手に付き合う方法」について紹介しました。

冒頭でも書きましたが、「過度なストレス」は心身ともに悪影響を及ぼすことがあります。

早期に自分のストレスに気づき、上手にストレスと付き合っていくことを身につけることが大切です。

気分転換やゆっくり休むなどできることから始めていきましょう。

何をしてもストレスが解消されないと感じたら専門家に相談することも考えてみて下さい。

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