人を叱る時に、相手との信頼関係が必要な理由
今日もサクッと読めるブログを書いていきます。怒りと眠りのアドバイザー、矢野です。
人を叱るのは苦手ですか?最近は叱るのも叱られるのも苦手な方が増えたように感じます。「一切叱らず、褒めて伸ばす」にも良い点はありますが、「褒められる事しかしない」「失敗を極端に恐れる」傾向が出てしまうことがあります。また、叱るにも技術が要ります。その技術を知らずに、上司からされたように叱ると「パワハラ」と言われかねません。時代の移り変わりはとても早く、叱り方をアップデートできない上司は困った立場に立たされる事になります。
叱る時には相手との信頼関係が大事、と聞いた事もあるでしょう。しかし信頼関係の構築には多少の時間が掛かります。しかし面倒くさがらず、その時間と手間を惜しまないでいただきたいです。なぜなら信頼関係が無い相手は、あなたが言った事を一切受け入れようとはしないからです。
例えば、道で知らない人に「なんだその言葉遣いは!」と怒鳴られたらどうしますか?
何だこの人、関わりたくないな、と逃げませんか?もしくは「そんな事言われる筋合いはない」とケンカになるかも知れません。同じ会社で働き、たとえ叱る側の役職や年齢が上でも、信頼関係がない相手からの言葉は響かないばかりか、拒絶される可能性の方が高いです。道端でいきなり怒鳴られるのと同じだからです。
他者とコミュニケーションしながら働く以上、褒めるだけでなく叱るスキルも求められます。そこでまずは、信頼関係の構築に力を注いでください。「この人の言う事なら聞いてみよう」と思われる存在になることが出来れば、コミュニケーションのストレスも減っていきます。
怒りと眠りのアドバイザー、矢野と申します。
人の心にアプローチするなら、万全のコンデションで行った方が効果的だと思いませんか?
私は、人が日中のパフォーマンスを最大化するには、怒りと眠りをコントロールする必要があると考えています。なぜなら、上手に怒れなければ人間関係が壊れる可能性がありますし、上手に眠れなければ心身のコンディションを崩す可能性があるからです。ここでは人生をより良く、楽しく過ごす為に知っておきたい怒りと眠りについて、アンガーマネジメントコンサルタント™と上級睡眠健康指導士の立場からお伝えしてまいります。宜しくお願い致します。