とりあえず内定をもらうのはやめた方がいい理由
就活が始めると、学生は一斉にスーツを身にまとい、企業説明会、応募、面接と進めていきます。慣れないスーツだったり、過密スケジュールに疲れてしまい、「早く就活を終わらせたい」「やりたい仕事がない」などの様々な理由から「もうどこでもいいから内定が欲しい」と思ったりすることありませんか?
実際に、内定が1つでも決まっているだけで、気持ちが楽でしょう。しかし、今後の人生を左右するほど、大きな決断をする就活において、「とりあえず内定をもらう」という気持ちで挑んでも就活は成功するのでしょうか?
◆とりあえず内定をもらうのはやめた方がいい理由
- 「とりあえず」は本気ではなく、中途半端な気持ちになる
- 就活が長期化してしまう可能性がある
- 本来の自分をアピール出来なくなる
- 早期退職に繋がりやすい
・「とりあえず」は本気ではなく、中途半端な気持ちになる
「とりあえず」と気持ちが中途半端になっていると、就活も中途半端になり、思うような結果が得られないでしょう。「とりあえず」というのは、熱意も意欲も中途半端で、それは面接時に採用担当者にも伝わります。採用担当者は人を採用するプロなので、「本気でこの企業に入りたい」か「とりあえず内定」という気持ちで受けているか、すぐに見抜いてしまいます。もっと熱意をもって企業に貢献したいという気持ちを具体的に見せてほしいと感じるでしょう。「とりあえず内定をもらう」という中途半端な気持ちではなく、最初から強い気持ちを持って「必ず内定を取る」と考えるようにしましょう。
・就活が長期化してしまう可能性がある
「とりあえず内定が欲しい」と考えている人は、企業についての理解を深めずに、面接を受けることになり、そうすると当然、説得力ある志望動機を作成できていないので、採用担当者にその企業に入社したいという熱意が伝わらず、選考に通過することができません。
また、本来であれば企業選びをする際に、自己分析・業界研究・企業研究をしっかり実施するのに対して、「とりあえず内定」と思っている人は、十分に自己分析・業界研究・企業研究が行えていないので、自分に合った企業が選べていない可能性はあり、何度面接を受けても、通過することができずに、結果的に就活が長期化する恐れがあります。
就活が長期化すると、受けられる企業自体も減ってきて、やる気も落ちてくるでしょう。
「とりあえず内定がほしい」と安易な道を選ぶのではなく、今後の人生に大きく関わる就活はしっかりと時間をかけて行いましょう。
・本来の自分をアピール出来なくなる
「とりあえず内定が欲しい」と考え、就活が長期化してしまうと、「早く内定を獲得しないと」と気持ちが焦ってしまいます。そうすると、自分に合った企業ではなく、「企業に合った自分作り」をしてしまう可能性があります。
企業側も、多くの学生をみているので、企業に寄せて、ありのままの自分を出せていないことを見抜き、本当に自社とマッチしているかが判断できずに落としてしまうということにもなりえます。
・早期退職に繋がりやすい
「とりあえず内定がほしい」と考え、仮に面接に受かり内定がもらえたとしても、早期退職に繋がる可能性が高いでしょう。自己分析・業界研究・企業研究を時間をかけて行い、自分に合った企業を見つける作業ができていないと、入社後に「こんなはずではなかった」とミスマッチを感じ、自分と相性の悪い企業を選んでしまっている可能性があります。
企業側も学生の早期退職を避けたいと思っているので、様々な角度から学生を見極めますが、企業側もしっかり学生を見極めないまま内定を出してしまうと、お互いによく知らないまま入社することになり、そのミスマッチから早期退職へ繋がってしまいます。
「どこでもいい」という気持ちで企業を選ぶのではなく、しっかりと自分に合う企業を探すようにしましょう。
◆「とりあえず内定をもらう」とならないための対処法
①今までの就活を見直す
あまり就活がうまくいっていない方や今まで内定が取れていない学生は、今までの就活について見直すようにしてみましょう。
同じようなスタンスで就活を続けても、良い方向に結果が変わるということは、考えにくいでしょう。現状うまく進んでいない理由をしっかり分析して、少しづつだも改善していくことで、良い結果に繋がるかもしれません。
➁十分な自己分析をする
就活において「とりあえず内定をもらう」という考えは、就活を長期化させ、逆に内定を遠ざけてしまう結果になるということを見ていきました。就活では、自分がどんな人生を送りたいか、どのような働き方をしたいのかを導き出す『自己分析』がとても大事です。この部分を省略してしまうと、「とりあえず内定」という考えになりかねません。まずは、自分自信をしっかり知ることが、就活を良い方向に繋げることになるので、十分な自己分析をするようにしましょう。
➂自分の中での軸を明確にしておく
就活では、自分と企業の相性を見極めることがとても大切で、そのために自分の中での企業選びの条件を明確にしておく必要があります。自分の中での軸が明確でないと、適当に企業を選んでしまいやすく、結果ミスマッチに繋がってしまいます。自分の中での条件が明確であれば、企業選びもしやすく、自分に合った企業を見極めることができるでしょう。
「どこでもいい」という気持ちがあっても、何かしら求めている条件があるはずで、それをうやむやにしたまま就活を続けていると、目的がはっきりしていないで、迷走してしまうでしょう。
自分の中での軸を明確にするためには、徹底した自己分析が必要で、「自分はどのような仕事に今日にがあるのか」「譲れない条件はなにか」など、1つ1つ掘り下げていくようにしましょう。
④就活エージェントを利用する
中々内定がもらえないと、焦ってしまい自分の希望や向き不向き関係なく、「とりあえず内定がほしい」と多数の企業を受けたくなってしまいますよね。そのような時は、就活エージェントを利用してみましょう。
就活エージェントとは専任のキャリアコンサルタントが企業の紹介から面接練習、ES添削など就活全般のサポートを行ってくれます。就活において、「自己分析が上手くできない」「どのような企業が合っているかわからない」など初期の段階での悩みは多くあるでしょう。
就活エージェントはただ企業を紹介するだけでなく、ヒアリングから個人個人に合ったな企業を紹介してくれるほか、面接対策から内定獲得までのサポートもしてくれます。
就活エージェントにもそれぞれ特徴があるので、自分に合ったものを選ぶことも重要です。
プロのアドバイザーが個人個人にあった企業を紹介してくれるほか、面接対策や内定後のフォローもサポートしてくれます。紹介する求人の全てをコンサルタントが訪問しているので、労働環境の悪いブラック企業を避けることができます。
できるだけたくさんの求人の中から、納得のいく求人を選びたい方にお勧めです。
スキルと経験のあるエージェントの方が、大企業を中心に納得いくマッチングのため全力を尽くしてくれます。
就活後半から優良企業の内定を狙いたい方にお勧めです。特徴は、大手グループの上場企業の求人を紹介してくれて、特別ルートで、優良企業の求人にエントリーできます。
四季グループ代表
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