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言語化して客観的に自分を把握する重要性について

今日もサクッと読めるブログを書いて行きます。怒りと眠りのアドバイザー、矢野です。

多少なりとも心理について学んだことがある人は、自分の感情や欲求について言語化する効果をご存じでしょう。私達は、自分で自分の事を把握するのが苦手です。鏡に映して、文字に書いてみて初めて自分の姿や感情を客観的に見つめる事ができるのです。それは、想像以上に自分の行動に影響を与えるので、取り組んで損のないトレーニングです。

怒りの感情をコントロールするスキル、アンガーマネジメントでも客観性を重視しています。自分が怒りを感じた時に書く「アンガーログ」は、自分の怒りを客観的に分析するのに適しています。それは、プロスポーツ選手が行うフォーム研究と似ています。言語化して記録を取らない限り、自分の怒りのクセも修正点も時間ごと、日ごとに薄れていってしまい、自分の怒りの問題点を確認したり、修正したりできなくなるからです。

自分の感情や欲求をうまく言語化できなければ、自分でも何がしたいのかが曖昧になります。もちろん他人にも伝わらず、もどかしい気分になったり、場合によっては衝動的な行動を取りかねません。あいまいな言葉は具体的な行動に繋がらず、ズルズル引き延ばす理由になってしまいます。ただ、言語化する能力はすぐに身に付くものではないので、感情や欲求に適した言葉が出せるよう、ボキャブラリーを増やす努力も必要です。これは報われやすい努力なので、取り組む価値はあります。

自分の感情や欲求は、言語化して初めてその姿形が明らかになり、行動に繋げることが出来ます。また、自分で自分の事を把握するには、客観的に自分を見る必要があります。客観性を得るには言語化してみるのが一番です。自分の感情や欲求が第三者から見てどうなのか、まず自分で確認してみる習慣を身に着けて行きましょう。

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