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ローファットダイエットの方法とは??

ダイエット方法のひとつとして知られる“ローファットダイエット”。三大栄養素であるたんぱく質・脂質・糖質の中から最もカロリーの高い脂質の摂取を減らすダイエット方法です。ローファットダイエットに興味があるけど、どのくらい脂質を制限するのか、何を食べてよいのいまいちやり方がわからないという方も多いのではないでしょうか?

今回は、ローファットダイエットの正しい方法について紹介します。

目次

1.ローファットダイエットとは

2.ローファットダイエットの方法

①栄養のバランスが大事である

➁摂取カロリーの目標値を決める

➂1~2週間体重の推移をみて、摂取カロリーを調整する

④脂質は摂取カロリーの10~20%

➄たんぱく質は体重×1.5~2g摂取する

⑥炭水化物はカロリーの60%以内にしましょう

3.ローファットダイエットにおすすめの食べ物

4.ローファットダイエット中に避けたい食べ物

まとめ

1.ローファットダイエットとは

ローファットダイエットとは、脂質(FAT)の摂取を抑えた食事をするダイエット方法です。

三大栄養素であるたんぱく質、脂質、炭水化物の中から最もカロリーの高い脂質の摂取を減らします。

それぞれの1gあたりのカロリーは以下になります。

炭水化物:4kcal/g

たんぱく質:4kcal/g

脂質:9kcal/g

つまり、脂質は炭水化物やたんぱく質と比べて2倍以上のカロリーということになります。

基本的にダイエットは、

消費カロリー>摂取カロリ

の状態にしなければ体重は落ちていきません。

ローファットダイエットは、カロリーがたんぱく質や炭水化物と比較して、2倍以上ある脂質を制限することで、消費カロリー>摂取カロリーを作りやすくなり、体重が落ちるということになります。

カロリー摂取量が抑えられるため、ダイエットに繋がっていきます。体重が緩やかに減少していくので、リバウンドしにくいのが特徴です。また、ローファットダイエットは脂質の摂取を抑えますが、炭水化物やたんぱく質には制限はないので、米や麺などの主食となる食事はしっかり食べられるため、コスト的にも気持ち的にも取り組みやすいダイエットです。

2.ローファットダイエットの方法

ローファットダイエットは、正しい方法を理解していないと、効果が得られにくくなってしまいます。

①栄養のバランスが大事である

ローファットダイエットでは、たんぱく質・脂質・炭水化物のバランスを3:1:6の割合で食事を摂ることが推奨されています。ダイエットに慣れていない方やローファットダイエットの経験が少ない人は、3:2:5のバランスがおすすめです。

脂質を少なくし過ぎると体への負担が大きくなるので、無理のないようにしましょう。

三大栄養素であるたんぱく質(Protein)・脂質(Fat)・炭水化物(Carbohydrate)のバランスのことを、それぞれの頭文字を取ってPFCバランスと言います。

➁摂取カロリーの目標値を決める

個人に合わせた1日に必要な摂取カロリーの目標値を決めます。

体重が60㎏の人がだと、ざっくり体重×30kcalで計算すると、1日の摂取カロリーは1800kcalになります。(初めはざっくりでOK)

PFCバランスになるように計算すると、

たんぱく質:540kcal、脂質:180kcal、糖質:1080kcalになります。たんぱく質と糖質は1gにつき4kcal、脂質は1gにつき9kcalあるので、これをgに直すと、たんぱく質は約135g、糖質は約270kcal、脂質は20gになります。このような栄養バランスになるように食事を摂るようにしていきましょう。

➂1~2週間体重の推移をみて、摂取カロリーを調整する

毎日起床時と一日の終わりのトイレを済ませた後に体重測定をします。1~2週間体重の推移をみて、体重が少しずつ落ちていれば、食事はそのまま継続します。変化がなかったり、増えているようであれば、100kcalほど摂取カロリーを減らしてみて様子をみましょう。体重が少しでも減っていれば、その摂取カロリーのまま、また1~2週間変化をみて、体重の増減によって、摂取カロリー量を100kcalずつ調整するようにしましょう。

この作業を繰り返し、体重をコントロールするのが、ローファットダイエットの方法です。

あらかじめ摂取カロリーや脂質の摂取量をきめれば、あとは体重の推移確認と摂取カロリーの調整を目標体重になるまで繰り返しましょう。

④脂質は摂取カロリーの10~20%

ローファットダイエットで減量する場合は、1日の脂質は摂取カロリーの10~20%を摂取するようにしましょう。脂質を全く摂取しないのは、体に負担がかかってしまったり、ホルモンバランスが乱れたり、肌荒れにも繋がります。

三大栄養素のたんぱく質、脂質、炭水化物は生きていくために必要な栄養素のため脂質もカロリーに占める割合を守って、一定量の摂取が必要です。

例えば、1日の摂取カロリーが1800kcalの場合、1800kcalの10~20%の相当する脂質量の180~360kcalとなります。

➄たんぱく質は体重×1.5~2g摂取する

たんぱく質は体重×1.5~2g摂取するように意識しましょう。大切な栄養素なので、低脂肪で高たんぱく質の食材を選びましょう。

⑥炭水化物はカロリーの60%以内にしましょう

炭水化物はカロリーの60%以内にするようにしましょう。糖質制限ダイエットのように、1日の糖質量が決まっていないため、摂りすぎないようにしましょう。

3.ローファットダイエットにおすすめの食べ物

ここではローファットダイエットにおすすめの食べ物を紹介します。ローファットダイエットで重要なのは食事選びです。

基本は、高たんぱく質のものを選び、炭水化物やたんぱく質は食べられるとはいえ、加工食品や菓子パン、外食は脂質が多く含まれることがあるため避けましょう。

・たんぱく質

肉類:鶏むね肉(皮なし)、鶏もも肉(皮なし)、ささみ、牛赤身肉、豚ヒレ肉、ラム肉

魚類:タラ、サケ、ホッケ、タイ、アジ、まぐろ(赤身)、貝類、イカ、タコ、エビ

・糖質

白米、玄米、パン(食パン、フランスパンなど)、そば、うどん、パスタ、オートミル

・脂質

卵(できれば卵白のみ、全卵でも1個なら〇)、オリーブオイル、乳製品、大豆製品

基本はたんぱく質は、高たんぱく質低脂質なものを選びましょう。

炭水化物はほとんど制限なく食べることができますが、菓子パンや麺類のスープなどの味付けには脂質を多く含むので注意が必要です。

炒め物やドレッシングを作る時はオリーブオイルを使うようにしましょう。

4.ローファットダイエット中に避けたい食べ物

脂質が多く含まれる食材はローファットダイエット中はできるだけ避けるようにしましょう。

・脂身の多い肉:豚バラ肉、カルビ、ロース、加工肉

・脂の多い魚介系:サーモン、サバ

・乳製品:チーズ、バター、生クリーム

・脂質の多い調味料:油、バター、マヨネーズ、ドレッシング(ノンオイルでない)

・洋菓子:ケーキ、クッキーなどの焼き菓子

まとめ

今回は、ローファットダイエットの方法、ローファットダイエットにおすすめの食材、避けたい食材を紹介しました。ローファットダイエットは、三大栄養素の中の1番高カロリーである脂質を制限することによって、摂取カロリーを抑え、炭水化物やたんぱく質を摂りながら長時間で少しずつ体重を落としていくダイエット方法です。

ダイエットの始めは、脂質を抑えることに少し難しさを感じるかもしれませんが、少しずつ減らして慣れていきましょう。無理せず自分のペースで始めてみてはいかがでしょうか?

◇ローファットダイエットのとは??メリット・デメリット

◇糖質制限ダイエットとは??メリット・デメリット

◇糖質制限ダイエットの方法とは??

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