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集中力が続かない原因とは?特徴とは?

「勉強や仕事をしていても気が散ってなかなか集中できない…」「集中力が続かなくて悩んでいる…」というような経験はありませんか?

やらなければいけないことがあるのに、集中力が続かないと、「自分は集中力のない人間だ」「何をやっても続かない」と気持ちが落ちてしまうこともあるかもしれません。

しかし、集中力が続かないからといって落ち込まなくて大丈夫です。なぜなら、人の脳はそもそも集中力が長く続くようにはできていません。

今回は、集中力が続かない原因と、集中力が続かない人の特徴について紹介します。

目次

1.集中力とは

2.人が集中できる時間とは?

3.集中力が続かない原因

①集中できない環境にいる

➁体調が万全でない

➂精神的に不安定である

④長時間同じことをしている

➄モチベーションが低下している

⑥休憩せずに取り組んでいる

4.集中力が続かない人の特徴

①飽きっぽい性格である

➁計画を立てるのが苦手

➂体力がない

④同時並行で作業に取り組もうとする

➄睡眠不足である

まとめ

1.集中力とは

集中力とは「ある物事に気持ちや注意を集中させる能力。 」と定義されています。(引用:goo辞書)

2.人が集中できる時間とは?

そもそも、人はどのくらいの時間、集中力を保てるものなのでしょうか?

人が何かに集中できる時間は、内容や環境にもよりますが、高い集中力を発揮するには15分、継続的な集中力は40~90分ほどしか保てないと言われています。そのため、長時間続けても集中力が低下し、思うように作業効率が上がることはありません。休憩をうまく挟みながら取り組むようにしましょう。

3.集中力が続かない原因

集中力を高めるためには、まずは集中力が続かない原因をすることが大切です。

集中力が続かない原因として何が考えられるのでしょうか?集中力が続かない原因を詳しくみていきましょう。

①集中できない環境にいる

集中力が続かない原因として、環境が整っていないことが挙げられます。普段から整理整頓が出来ない人や、雑音が入りやすい場所で作業をしている人は、目の前の作業に集中できないことが多いでしょう。

仕事や勉強をしようとしているのに、テレビがついていたり、机の上に物が散乱していたり、マンガやゲームが近くにあったりと、気が散ってしまうものが多いと脳はどうしてもそれに反応してしまいます。職場であると、職場周りが騒がしかったり、話し声がよく聞こえてくる環境などは、なかなか集中しづらい環境でしょう。

集中したいときは、まずはデスクの上を整理整頓したり、静かな環境を選ぶなど、出来るだけ気が散るものを自分の周りから排除することが大事です。

➁体調が万全でない

体調が万全でないときも、集中力は途切れがちになってしまいます。体調が優れないときや、疲れがたまっていたり、睡眠が十分にとれていなかったりすると、脳の働きが鈍り、作業を集中してできる人はなかなかいないでしょう。そんな時は、睡眠時間をしっかり確保して、疲れをためないようにしたり、ゆっくりお風呂に入って気持ちをリラックスさせてから、作業に取り組むなどすると良いでしょう。

体調が万全でないときは、無理をせずにゆっくり体を休めることも大切です。

➂精神的に不安定である

精神的に不安定になっていると、集中力にも影響があります。悩み事や気になっている問題を抱えている場合は、それに気を取られてしまい、集中しようとしても他のことに意識が向いて集中できない状態になってしまいます。できるだけ精神的に不安定になるようなことは解決しておくのが良いでしょう。

④長時間同じことをしている

長時間同じことをやり続けているときも、集中力が続かない原因となります。人間は飽きる習性を持っているため、同じことを長時間続けるというのは飽きてしまい、集中力が続かなくなってしまいます。

たとえば、勉強をしている場合は、飽きて集中力が途切れてしまう前に、教科や場所を変える工夫をすると、気分転換になるでしょう。静かな環境で勉強に集中しやすい図書館などを利用するのも良いでしょう。

また、何かに取り組む際に、長時間やることを目標にするのではなく、短時間集中で効率よく終わらせることを目指すようにしましょう。

➄モチベーションが低下している

集中力が続かない原因として、仕事や勉強などへのモチベーションが低下していることも考えられます。モチベーションが上がらない理由として、やりたくない、面倒くさい、内容が難しくて理解できないなど様々でしょう。どれだけ体調が良くて集中できる環境であっても、モチベーションが低い状態であると、ついつい違うことを考えてしまったり、他のことに注意が向いてしまったりと、集中力を保つことはとても難しいです。

⑥休憩をせずに取り組んでいる

誰でも集中できる時間には限界があるので、それを超えて勉強や仕事に取り組もうとしても、集中力は続きません。休憩を挟むことなく、ずっと作業を続けていると、心身ともに疲労が溜まり、どんどん集中力が低下してしてしまうことはもちろん、過剰なストレスが溜まったり、イライラしやすくなてしまいます。

4.集中力が続かない人の特徴

人の集中力が続くのは、長くても90分と言われています。集中力がすぐに途切れてしまう人には共通した特徴があるのでしょうか?

①飽きっぽい性格である

集中力が続かない人の特徴で、色んな事に飽きっぽい傾向があります。そのような人は、ひとつのことにこだわって極めたり、深く掘り下げて追求しようとしません。そのため集中しようと意気込んでも、すぐに他のことに意識が向いてしまって、すぐに集中力が切れてしまいます。

➁計画を立てるのが苦手

集中力が続かない人は、計画を立てるのが苦手な傾向にあります。日頃から計画を立ててスケジュールを組まずに、手当たり次第に手をつけいる人は、思うように進まなくてイライラしたり、気持ちが途切れてしまったりしやすいでしょう。計画を立てていないので、やるべきことが曖昧になってしまいます。

➂体力がない

何かに集中しているときは、体を動かしていなくても脳がフル稼働するため、カロリーを消費します。体力がないと少し集中してカロリーを消費するだけでも疲れて、集中力が続きません。

注意力が散漫になっていたり、集中が続かないと感じるときは、体力不足や疲れが溜まっていることが多いです。

④同時並行で作業に取り組もうとする

計画を立てるのが苦手な人ほど、多くのことを同時並行で進めようとしてしまいます。人は、基本的にひとつのことしか集中できないので、他のことを考えながら取り組もうとすると、どちらも中途半端なまま終わってしまいます。集中しようとしても他のことが気になり、余計集中できなくなります。

➄睡眠不足である

集中力がない人の特徴として、睡眠不足が挙げられます。睡眠不足であると、眠気に襲われて、集中力が切れてしまったり、思考力が低下して注意散漫になります。睡眠が十分に取れていないと、脳内物質のセロトニンが作られなくなります。セロトニンが減少すると、イライラしたり気持ちが落ち込んだりと、集中力だけでない悪影響を及ぼします。

まとめ

今回は、集中力が続かない原因と、集中力が続かない人の特徴について紹介しました。集中力が続かないなと悩んでいる人は、まずは集中力が続かない原因を探ってみましょう。その原因を特定することができたら、改善できそうなことは試みてみて、ぜひ集中力アップを目指しましょう。

◇仕事ができるようになるポイント◆10選◆

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