コミュニケーション力が高い人の特徴◆5選◆
日々過ごしていると人間関係の悩みは誰にでもつきものです。現代社会において、他人と関わらずに生活するということは、まず不可能でしょう。コミュニケーション力に自信がなくて、人との交流に悩みを抱えている人もいるでしょう。コミュニケーションが上手な人を見て、「あの人みたいになりたい」と、そう思ったことはありませんか?他人と良好な関係を築くためには、コミュニケーション力がとても大切になります。
実は、コミュニケーション力が高い人には共通点があります。人間関係を円滑にするために習慣づいているものがあります。それは生まれつき備わっているのか、後天的に学んで獲得したのかは分かりませんが、多くは後者の方だと思います。
そこで、今回はそのようなコミュニケーション力が高い人の特徴について紹介します。
目次
- 言語コミュニケーション
- 非言語コミュニケーション
- 相手に興味・関心を持っている
- 相手の気持ちを考えている
- 聞き上手で相手の話を最後までしっかり聞く
- 話し方がわかりやすい
- 会話・話題の引き出しが豊富
①コミュニケーションとは
1、社会生活を営む人間が互いに意思や感情、思考を伝達し合うこと。言語・文字・身振りなどを媒介として行われる。
2、動物どうしの間で行われる、身振りや音声などによる情報伝達。
コミュニケーションは、人間関係を円滑にさせるとても有効な手段です。そのため、家庭や職場の環境を整える上で欠かせないものです。
「コミュニケーション」は英語の「communication」をカタカナ表記で表したもので、その語源はラテン語の「communis」。共有する、分かち合うという意味があります。自分以外の他者と、喜びや悲しみといった感情や、身の回りの情報について分かち合い、心を通わせる。
➁コミュニケーションの種類
コミュニケーション種類は、大きく分けると、言葉で感情や気持ちを表現する「言語コミュニケーション」と言葉以外で表現される「非言語コミュニケーション」の2つに分類できます。
人間関係や職場などにおいても、言語コミュニケーションと非言語コミュニケーションは重要になるので、それぞれの特徴を確認してみましょう。
・言語コミュニケーション
言語的なコミュニケーションとは、話したり書いたりした言葉を使って相手に意思を伝えられる方法です。意見や考えを言葉で「伝える」こと、そして伝えられた内容を「聞く」こと、さらに不明な点を明確にする「問う」ことの3つの手段で成り立ちます。「伝える」、「聞く」、「問う」を繰り返すことにより、理解を深めるのが言語コミュニケーションです。
・非言語コミュニケーション
非言語コミュニケーションとは、仕草や顔の表情、ジェスチャーや視線など、言葉以外で感じ取れるものを指します。非言語コミュニケーションの中には、無意識のうちに行っているものも多く、言葉でのコミュニケーションよりもコントロールするのが難しい傾向にあります。
また、相手の感情や言葉の裏に隠された本音を汲み取るうえで重要になるのが、非言語コミュニケーションです。
「メラビアンの法則」という非言語コミニケーションに関する実験があります。この研究では、人がコミュニケーションを取る時、話の内容よりも、表情・動作・しぐさ・声のトーン・大きさなどの非言語領域(視覚・聴覚)からの方が情報を得ている割合が高いことが分かっています。
➂コミュニケーション力が高い人の特徴
・相手に興味・関心を持っている
コミュニケーション力が高い人は、「相手のことをもっと知りたい」という気持ちが根底にあり、相手のことを知るため相手に興味・関心を持ち、自分から相手に歩み寄る気持ちを持っています。そしてお互いの共通点を見つけ出そうとします。話をする相手との共通点を見つけることで、相手との距離が自然と縮まり親近感が生まれるでしょう。初対面の方でも共通点を見つけることで打ち解けやすくなり、円滑なコミュニケーションを図ることができるでしょう。
・相手の気持ちを考えている
会話の中で、「相手を傷つけるようなことを言ってしまったかもしれない」、反対に「今の言葉傷ついたな」という経験のある方もいるのではないでしょうか?コミュニケーション力が高い人は、常に相手の気持ちを考えて、相手にどんな言葉を返したらよいのかを知っています。
相手の気持ちを読み取れる人は、良好な人間関係を築いたり、トラブルを回避したりするのが得意です。
・聞き上手で相手の話を最後までしっかり聞く
「コミュニケーション=話すこと」と思い込んでしまい、つい自分ばかりが喋ってしまう人がいますが、コミュニケーションは、相手との意思疎通、会話のキャッチボールなので、自分の話ばかりする人は、自分本位な人と映ってしまう場合があります。人の話を最後まで関心を持って耳を傾け、共感的に聞くことができ、相手の話から大事なとこを拾って、話をどんどん広げられる人が、本当にコミュニケーション力が高い人と言えます。
「話し上手は聞き上手」という言葉があるように、コミュニケーション力が高い人は、相手の話をしっかり聞いた上で、話すべきことを考えています。
心理学の世界では話を聞くことを「傾聴」と言い、相手の話したいことを引き出すテクニックとして定義されいます。
人間には、自分のことを認めてもらいたいという「承認欲求」があり、承認欲求は話すことで満たされます。つまり、自分の話に関心を持って傾聴してくれる相手は、承認欲求を満たしてくれる存在と考えられます。
・話し方がわかりやすい
コミュニケーション力の高い人は、自分の考えや意見を相手に分かりやすく伝えることができ、話がわかりやすいことも大きな特徴です。わかりやすさのポイントは、人に伝えるときに「伝えたいことは何か」「何が大切なのか」といった目的や結論を明確にし、聞き手の理解を促すような話し方をしていることです。話がわかりづらいと悩む人にありがちなのが、難しい話や、ややこしい話、話の目的や結論があいまいになってしまうことです。自分の考えや意見を相手に分かりやすい言葉を選んだり、分かりやすい話し方をしたりすることは、お互いが意思疎通する上で必要なことです。
・会話・話題の引き出しが豊富
コミュニケーション力が高い人は、どんな場面での会話にも対応でき、「この人ともっと話してみたい」「また話したい」というような話題や会話の引き出しをたくさん持っています。相手が喜びそうな話題に関して、日頃から情報収集を欠かしません。博識である必要はなく、相手が話しやすい話題を選べることが大切です。
相手とのコミュニケーションを円滑にするためにも、事前に話のネタを準備しておいたり、印象に残るような要素がないか、話題の引き出しを増やしておきましょう。
④まとめ
人間関係に悩み人が多い現代社会において、コミュニケーションは、学校や職場から近所づきあいまで、すべての人間関係を円滑にしてくれる能力です。
コミュニケーション力の高い人は、特に「人の心理を汲み取る」、「傾聴する」「話す(伝える)」能力が高いことがわかりました。
コミュニケーション相手を理解し、相手に理解してもらうことで、いかに相手の立場に立てるか、相手の気持ちを汲み取ることができるかが、コミュニケーション力を向上させるポイントになるでしょう。
今回紹介したコミュニケーション力が高い人の特徴を参考にして、ぜひ日常のコミュニケーションに活かしてみて下さい。
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