起業・副業ノウハウ、ビジネス・営業・恋愛・自己啓発における心理学をご紹介しています。【プロ心】

神社の正しい参拝方法とお参り前に知っておきたいこと

神社を参拝する時に「どのようなお参りの仕方が正しいんだろう?」と疑問に感じたり、ふと正式な方法が分からなくて不安になる方も多いのではないでしょうか。

今回は神社の参拝方法、神社参拝前に知っておきたいことについて紹介します。

目次

1.神社の参拝方法

①鳥居の入り口で一礼する

➁参道は真ん中を避けて端を歩く

➂手水で手や口を洗い心身を清める

④お賽銭を賽銭箱に入れる

➄「二礼二拍手一礼」で参拝

2.神社参拝前に知っておきたいこと

①服装について

➁参拝する時間帯について

➂おみくじやお守りは参拝の後で

④お賽銭の金額について

➄御朱印は参拝の後で

まとめ

1.神社の参拝方法

①鳥居の入り口で一礼する

神社に入る際には、まず鳥居をくぐる前に一礼をします。

鳥居とは、神域(神様の領域)と俗界(世俗の人が暮らす場所)を区別するための門です。神様の住む神聖な場所に足を踏み入れることなので、礼儀正しく一礼をしてから、鳥居をくぐるようにしましょう。

参拝を終えて退出するときも、向き直って一礼するのが良いでしょう。

➁参道は真ん中を避けて端を歩く

鳥居をくぐったら、参道(神社や寺院に設けられた道)の端を歩いて境内に向かいます。

参道の中央は正中と呼ばれ「神様の通り道」といわれていて、歩くと失礼にあたるので、参拝者は中央を避け、少し左右によって歩きましょう。

また、横切る時は軽く一礼をしたり、または中央で神前に向き直って一礼してから横切るといった作法で敬意を表しましょう。

➂手水で手や口を洗い心身を清める

鳥居をくぐったら、本殿や拝殿に行くまでの間に「手水舎(てみずや)」に立ち寄ります。手水舎は手と口を清めるための場所で、ここで身を清めることを「手水をとる」と言います。参拝前にけがれを落とし、心身を清めるための儀式です。

【手水の作法】

1.備えつけられているひしゃくを右手で持ちます。

2.水盤から水を汲み、まず左手を清めます。

3.ひしゃくを左手に持ち替え、右手を清めます。

4.もう一度ひしゃくを右手に持ち、左手の手のひらに水を溜めます。

5.左手に溜めた水で口をすすぎます。

6.もう一度左手を清めましょう。

7.ひしゃくは柄(持ち手)が下になるように垂直に立て残った水で柄を洗って元の場所に戻す。

一連の手順を一杯分の水で済ませるのが基本の作法なので、一杯で済ませられるように「最初の水を汲む時は多めに汲む」と覚えておきましょう。

④お賽銭を賽銭箱に入れる

お賽銭箱の前に立ったら、丁寧にお賽銭を入れましょう。投げ入れたり、乱暴な入れ方は神様の失礼にあたるので注意しましょう。

お賽銭箱の上に鈴があるときは、まず鈴を鳴らし、お参りの気持ちを整えましょう。その音色で、参拝者をはらい清めるという意味があります。

金額に決まりはないので、自分の気持ちとして納られる額のお賽銭を、感謝の気持ちを込めて納ましょう。

※お賽銭はあくまでも気持ちのものであるので、お賽銭の持ち合わせがなくても参拝はできます。その分、気持ちを込めてお参りしましょう。

➄「二礼二拍手一礼」で参拝

二礼二拍手一礼が、現在のお参りの基本作法となっています。

1.姿勢を正し、深いお辞儀を2回行う(二礼)

2.両手を胸の高さで合わせ、右手を少し手前に引き、肩幅程度に両手を開いて拍手を二回打ちます(二拍手)

※この時、右手を少し手前に引くのがポイントで、これは神様と人間がまだ一体ではないため、人を表す右手を引くことで、一歩下がって神様を讃える気持ちを表しています。

3.そのあとの両手をきちんと合わせながら心を込めて祈ります。

4.両手を下ろし、最後にもう一度深いお辞儀をします。(一礼)

礼や拍手は、神様への感謝や神様を敬う気持ちをあわらすので、きちんとした作法を心掛けることが大切です。

お祈りでは、「○○できますように」「○○しますように」とお願いばかりするのではなく、日々神様に見守って頂いていること、神社に参拝できたことに感謝することに重きをおきましょう。

多くの神社ではこの方法が正式とされていますが、場所によって違う作法で行う場合があり、島根県の出雲大社における正式な参拝方法は「二礼四拍手一礼」です。お寺の場合は、拍手は打たず一礼合唱が基本になります。

2.神社参拝前に知っておきたいこと

①服装について

服装は、その時の心の表れとも言われます。

通常の参拝では、特に服装の決まりやタブーはありませんが、常識の範囲内でラフ過ぎる服装や露出の多い服装は避けましょう。目上の人に合う場面をイメージして服装を選ぶのが良いでしょう。

基本的に、清潔感のある常識的な服装を心掛ければ問題はありません。しかし、御祈祷を受ける時などの特別な参拝の際には、正装が必須になります。

➁参拝する時間帯について

参拝する時間帯ですが、特に神社では早朝や午前中に参拝するのが良いとされています。午前中は「参拝客が少ない=願い事が少ない」とし、祈りが届きやすいという説や、朝の方がすがすがしくお参りができる、古くからある陰陽道の考え方など諸説があります。

午前中に間に合わない場合でも、太陽に照らされている午後2時までの日中であれば、自然からのエネルギーも得られて気持ち晴れやかに参拝ができるでしょう。

しかし、夕方や夜に参拝してはいけないという決まりはないです。24時間参拝ができる神社でも授与所や社務所は開いている時間が決まっています。

➂おみくじやお守りは参拝の後で

神社の参拝で、おみくじやお守りの授与などを楽しみにしている人も多いですが、まずは神様へのご挨拶が先です。参拝の後に、おみくじを引いたり、お守りを授かったりしましょう。

またお守りは「たくさん持っていると神様同士がケンカしてしまう」と言われることがありますが、心配はないです。日本にはたくさんの神様がいて、それぞれの「ご神徳」で守ってくれるので、大事にする気持ちがあればいくつ持っていても大丈夫です。

また一年間ご加護を願ったお守りは、年末に神社に納めて、お焚き上げしてもらいましょう。

④お賽銭の金額について

お賽銭の金額に決まりはなく、お賽銭を入れなくても参拝はできます。

【縁起の良い金額】

5円:ご縁(円)がある

11,21,31円:ご縁(円)が切れない(割り切れない)

50円:五重の縁(多くの縁がある)

125円:十二分にご縁がある

千円以上のお賽銭をお供えする場合は、紙幣をそのまま賽銭箱に入れるのではなく、賽銭箱に入れてから納めます。賽銭袋は白い無地の封筒を使用して、紙幣は新札を用意します。表上部に「御初穂料」、裏面に自分の名前と住所を書くのが正式な作法です。

➄御朱印は参拝の後で

御朱印は神社の神様へ参拝した証なので、御朱印を頂く場合は、参拝後にいただきます。御朱印は記念スタンプではないので、御朱印帳を用意し、書いて欲しいところを開いて渡します。御朱印帳を忘れた場合は、紙に記載したものをもらえる場合がほとんどなので確認してみましょう。

一度書いてもらった御朱印の書き直しや、紙にあらかじめ書いてあるものを直接書いて欲しいと依頼するのは失礼にあたるので避けましょう。

まとめ

今回は神社の参拝方法、神社参拝前に知っておきたいことについて紹介しました。

基本的な参拝方法や基礎知識を知り、正しくお参りするようにしましょう。神社の参拝では正しい作法を心掛けるのはもちろんですが、神様への日頃の感謝の気持ちを込めることが大切です。心を落ち着かせて参拝するようにしましょう。

◇最強開運日‼一粒万倍日と天赦日が重なる日?2022年と2023年の開運日とは?

関連記事

コメントは利用できません。

おすすめ記事

登録されている記事はございません。