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春になるとうつになりやすい!?原因と対策を紹介

春は、気温も温暖で、過ごしやすい日が続き、気分が上がると思いきや、春はメンタルが崩れやすい時期でもあると言われています。新しい環境や新しい友達、引っ越しなどの変化が多いこの時期は、自分でも気づかないうちにストレスが溜まり、気持ちが不安定になりやすいです。ストレスが蓄積されると自律神経やホルモンバランスを乱して、うつ病まで繋がりやすくなります。

今回は、なぜ春になるとうつになりやすいのか?原因と対策について紹介します。

1.春うつになる原因とは?

2.春うつにならないための対策

①生活リズムを整える

➁バランスの良い食事を摂る

➂十分な睡眠をとる

④適度な運動をする

➄気候の変化に対応できるように備える

⑥花粉症対策をする

➆春に新しいことを始めない

⑧休養を取る

⑨デジタルデトックスの時間を作る

⑩ツボを押す

まとめ

1.春うつになる原因とは?

春は、新学期や新年度など新しい生活が始まり、新しい環境に心と身体がまだ慣れていない時期です。新しい環境に慣れようと頑張り過ぎてしまったり、なかなか慣れずに焦ってしまったり、忙しいのにやる気がでなかったりということがあります。

そして、温かい日が続いたり、急に寒くなったりと寒暖差が激しい日もあり、気候的に落ち着かない時期になります。また、低気圧と高気圧が頻繁に入れ替わる気圧変動が大きい季節です。

このような環境の変化や気候の激しい変化は、心と身体への負担の原因となり、自律神経の乱れを引き起こします。

自律神経は、血圧や呼吸、消化、体温調節など無意識のうちに身体の機能をコントロールしている神経で、昼間の活動時に働き緊張や興奮を司る交感神経とリラックスしているときや夜に働く副交感神経があります。この2つの自律神経は、相互に作用し合っているためバランスを崩すと心身の不調を生じます。

【自律神経の乱れによる不調】

体の不調:頭痛、手足の冷え、便秘、下痢、めまい、動機、立ちくらみ、疲労感、食欲不振、疲労感、肩こりなど

心の不調:うつ、緊張、イライラ、不眠、落ち込み、倦怠感、不安感、やる気が起きない、物事に集中できない

さらに、花粉や黄砂の飛散もあり、気づかないうちに心身に大きな負担がかかっています。

花粉症で夜があまり寝つけず、睡眠不足に陥ってしまうと、自律神経の乱れに繋がり、疲れが取れなかったり、身体が辛いという原因になります。

2.春うつにならないための対策

①生活リズムを整える

起床時間や就寝時間、食事の時間など、出来る限り毎日同じ時間になるように心掛けましょう。しかし、無理はせず、自分に合った生活リズムを目指しましょう。

朝起きたら、太陽の光を浴びるようにしましょう。幸せホルモンと呼ばれるセロトニンが増えて、不安の解消に繋がります。

食事は1日3食を摂るようにし、特に朝食は自律神経を整えるのに、大きな役割があるので欠かさないようにしましょう。

➁バランスの良い食事を摂る

ビタミンやミネラルが豊富な野菜や果物を取り入れて、偏食を避けバランスの良い食事を心掛けましょう。特に旬のものは栄養も豊富で美味しいです。栄養は自律神経の働きを助けてくれ、健康維持のためには欠かせません。

インスタント食品や加工食品は、リンが含まれることが多いため、過剰に摂りすぎるとカルシウム不足になり、イライラや不安を引き起こし、自律神経の乱れに繋がります。

ビタミンC:みかんやいちご、キウイなどの果物、野菜、いも類

ビタミンA:緑黄色野菜、卵、レバー

ビタミンE:ナッツ類、魚介類、かぼちゃ

ビタミンB:豚肉、うなぎ、玄米

カルシウム:乳製品、豆腐、煮干しなど

◇栄養バランスの良い食事とは??

➂十分な睡眠をとる

春になると、日照時間の変化から、睡眠にも大きな影響を与えます。睡眠不足になると、体調を崩しやすくなり、集中力が低下し、イライラしやすくなります。自律神経を正常なリズムに整えるためには、睡眠が大切です。疲れていなと感じる日や、緊張することが多い日は、多めに睡眠をとるようにしましょう。

◇質の良い睡眠をとるためのポイントとは??

④適度な運動をする

自律神経を安定させるために取り入れたい運動として、ウォーキングやランニング、水泳などがあります、中でも水泳は自律神経の働きに良い刺激を与えてくれます。クロールなどを何キロも泳ぐ必要はありません。水の中でゆっくり歩くだけでも効果はあります。めまいや頭痛が出やすい人は、ストレッチや筋トレで首周りの筋肉をつけて、血流を促すようにしましょう。

心と身体は連動しているので、無理のない範囲でストレッチや周囲を軽くウォーキングするだけでもリフレッシュできるでしょう。

毎日少しでも継続して、身体を動かすように心掛けましょう。

➄気候の変化に対応できるように備える

急な寒暖差は、ストレスだけでなく体調不良の原因となります。まだまだ朝晩は寒い日が続くので、身体を冷やさないようにしましょう。気候の変化に対応できるように、衣類で温度調節ができるようにカーディガンやストールなど羽織るものなどを常備するようにしましょう。

⑥花粉症対策をする

花粉症はそれだけで大きなストレスとなり、それがもとでうつになってしまう人も少なくありません。病院で薬を処方してもらったり、花粉症対策用の眼鏡やマスクなどを着用して、万全の対策をするようにしましょう。

➆春に新しいことを始めない

変化の多い春に、新しいことを始めないのも、春うつ対策となるでしょう。周囲の変化が大きい時期なので、自分も何かスタートさせたいと焦ってしまうこともあるかもしれませんが、無理に自分から環境を変えたり、新しいことを始める必要はありません。

⑧休養をとる

休みの日に予定を詰め込み過ぎると、疲れが溜まってしまいます。また春は特に、知らないうちに心が疲れてしまいがちです。休日は何もしないで、のんびりとした時間を取ることも必要です。自分なりにリラックスできる休日を過ごすように心掛けましょう。

⑨デジタルデトックスの時間を作る

パソコンやスマホは、とても便利なツールですが、四六時中見ている生活では、脳が休まりません。就寝の2時間前から触れないようにし、質の良い睡眠を摂り、脳を休ませるようにしましょう。

⑩ツボを押す

自律神経の乱れに効果があるのが、手首にある“内関”のツボです。内関は、乗り物酔いや自律神経の乱れに効くツボで、ふらつきやめまいなどの症状があるときに押すと症状が緩和されます。両手首の内側にあるしわの真ん中から、肘方向に指3本分下がったあたりに、響くような感覚があれば、そこが内関です。左右の腕にありますが、特に痛さやだるさを感じるほうを主に刺激します。

まとめ

今回は、春うつになる原因と、春うつにならないための対策について紹介しました。

春にうつになってしまうのは、新しい生活や新しい環境、気候の変化で自律神経の緊張状態が続いてしまうことが原因となります。春は、徐々に日照時間が長くなり、時差ぼけのような状態となりやすいです。

春は様々な出会いや別れ、生活上での変化があり、無意識のうちに緊張や不安、疲労を抱え込んでしまうことも多いです。きちんと生活リズムを整えたり、栄養バランスの摂れた食事をし、十分な睡眠時間を確保して、心身ともにゆっくり身体を休めて、リラックスできる時間を作りましょう。無理をしないで、自分をいたわるような生活を心掛けましょう。

◇ストレスの上手な付き合い方とは?

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