クリスマスの意味や由来とは??
1年の終わりのクリスマスが近づくと、何かと気持ちがソワソワしますよね。クリスマスは日本でも広く浸透していて、子供から大人まで楽しみます。クリスマスを祝うために、街やショップは華やかに飾られるので、より気持ちも高まります。そもそもクリスマスとは一体どういう意味でどんな形で始まったのでしょうか?
今回は、クリスマスの意味や由来について紹介します。
目次
1.クリスマスの意味とは
クリスマスは、イエス・キリストの降誕を記念する祭。キリスト降誕祭、降誕日、聖誕祭、ノエルなどとも呼ばれる。「クリスマス」という英語は「キリスト(Christ)のミサ(Mass)」という意味に由来する。
カトリック、聖公会、ルーテル教会、正教会などでは、教会暦上の毎年12月25日に祝われる。
あくまでキリストの降誕を記念する日であり、この祭事が行われる日がイエス・キリストの誕生日というわけではない(イエス・キリストの誕生日自体が不詳である)。(引用:wikipedia)
クリスマスは、イエス・キリストの降誕祭で、降誕祭とは「キリストの誕生日」ではなく、「キリストが生まれてきたことをお祝いする日」となります。多くの民族にみられた、太陽の再生を祝う冬至の祭りと融合したものと言われています。
2.クリスマス・イブの意味とは
クリスマス・イブをクリスマスの前日と認識している人が多いですが、実は「クリスマス・イブ」のイブは「Eveninng」の意味でEveninngは「晩」という意味です。
暗くなる夕方4時過ぎから夜11時頃まで使われる言葉で、「クリスマス・イブ」はクリスマス前夜ではなく、「クリスマスの晩」という意味です。
これは、キリスト教の前身であたるユダヤ教の暦が大きく関わっています。ユダヤ暦では、日没が一日の変わり目とされていて、12月24日の日没から25日の日没までが「クリスマス」となります。
クリスマス・イブは、24日の夕方の4時過ぎから夜中の11時頃までということになります。
3.サンタクロースについて
サンタクロースは伝説上の人物で、赤い服を着て白い髭をはやした老人の姿で知られる。トナカイのひく空飛ぶそりに乗り、クリスマス・イブに子供たちにプレゼントを配って回るとされるが、時代や地域によりサンタクロース像は異なる。子供が贈りものをもらうときは靴下をつるすという習慣がある。(引用:wikipedia)
クリスマスと言えば、サンタクロースを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
サンタクロースは、赤い服に白い髭が特徴的で、クリスマスの夜になると煙突を通って良い子のもとにやってくると言われています。
サンタクロースの起源は、4世紀の小アジアに実在したニコラウスという司教です。ニコラウスは、貧しくお金に困っていた家の煙突から金貨を投げ入れて、その家族を救ったと言われています。
投げ入れた金貨が、たまたま暖炉にかけてあった靴下の中に入ったというような逸話から「サンタクロースが煙突から入ってくる」や「靴下にプレゼントを入れてくれる」というような習慣になったようです。
サンタクロースとクリスマスは直接的な関係がないのに、12月25日にサンタクロースがプレゼントをくれるようになったきっかけは、アメリカと言われています。キリスト教には、キリスト教にキリスト教が生まれた時に賢者たちから贈りものを受けたというエピソードがあります。このエピソードとニコラスの話が混ざり、今のサンタクロースの姿が生まれたとされています。
今のイメージ通り、トナカイのそりに乗ってやって来て、煙突から入ってくるのがサンタクロースとされました。日本では、サンタクロースがプレゼントを運んでくれると子供に教える家庭も多く、子供達に夢を与える存在となりました。
4.クリスマスツリーについて
クリスマスツリーと言えば、もみの木で海外では造木ではなく、本物のもみの木を飾り付ける地域もあります。
常緑樹であるもみの木は生命力の象徴とされている縁起物です。ツリーを飾るようになった背景には、古代ゲルマン民族の土着信仰に関りがあります。古代ゲルマン民族は、寒さに強い樫の木を永遠の象徴として崇拝していました。そこでキリスト教の宣教師が、彼らを改修させようと樫の木を切り倒したところ、そばからもみの木が生えてきたことから、もみの木をクリスマスツリーとして使う習慣が定着してきました。
クリスマスツリーは旧約聖書でアダムとイブが近づくことを禁じられた「知恵の木」を表しているという説もあります 。知恵の木を食べてしまい、天界を追放されてしまったことは有名な神話ですが、この二人をそそのかした蛇はサタンであると言われています。
クリスマスツリーを使うようになったのはドイツが起源ともされています。もともとドイツにはもみの木に住む妖精が幸運を呼びこんでくれるという言い伝えがあり、新年や行事にはもみの木に様々な飾りつけをする文化があります。クリスマスでもそういう習慣があり、今に至ったと言われています。
5.クリスマスカラーについて
クリスマスには、3色の「赤」「白」「緑」のシンボルカラーがあります。この3色のクリスマスカラーには、それぞれ意味があります。赤は十字架にかけられたキリストが流した血あるいは神の愛、白は雪や純潔、緑には繁栄や強い生命力を表しています。
6.クリスマス料理について
クリスマスディナーと言えば、日本ではフライドチキンやローストチキンといった鶏肉を食べる家庭が多いかもしれませんが、アメリカやイギリスでは七面鳥がメインだったり、デンマークではパリパリの皮が特徴のローストポークが登場したりします。
しかし、もともと欧州圏では、七面鳥ではなくガチョウを食べていたと言われています。これはクリスマスが特別な日だからということで、高級品のガチョウを食べようという意味があったそうです。
その後に、アメリカ大陸を開拓するため海を渡った人が、収穫祭の際に七面鳥を食べたことがヨーロッパにも広がり、イベントの時に七面鳥を食べるようになったと言われています。
7.クリスマスの伝統菓子について
クリスマスに特別なお菓子を楽しむ習慣が世界各国でもあります。フランスでは、丸太の形をしたブッシュドノエルというケーキが伝統的で、フランス語でノエルはクリスマス時期を指しています。ドイツではシュトーレン、イギリスでは1ヶ月前に熟成させたお酒風味のクリスマスプディングなど、各国で特別なお菓子が作られています。日本では、クリスマスのお菓子と言えば、白い生クリームとイチゴのシンプルなホールケーキが定番ですが、最近ではこのような海外の伝統菓子をクリスマスに楽しむ人も増えています。
まとめ
今回はクリスマスの意味や由来などについて紹介しました。
クリスマスはキリスト教と深い関係を持つイベントで、クリスマスツリーやプレゼントなどには、宗教的な意味や由来が込められています。キリスト教から生まれたクリスマスは世界中の人々にとって大切なイベントになっています。楽しいクリスマスをお過ごしください。
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