自己肯定感を高める方法◇7選◇
何かを始めるときに「どうせ失敗する」「自分には難しい」「自信がない」などの考えが頭に浮かんだことはありませんか?
このようなネガティブな感情になってしまうと、取り組む時のモチベーションの低下や結果に影響を与えてしまうことがあります。
これは「自己肯定感」が低いことが原因かもしれません。
◆自己肯定感とは?
辞書によると自己肯定感とは
「自分のあり方を積極的に評価できる感情、自らの価値や存在意義を肯定できる感情などを意味する語。自己否定の感情と対をなす感情とされる。」
と記されています。
つまり、自分が自分自身に対してどのように思っているかということです。
自分の良いところや得意なことなどのポジティブな面だけでなく、苦手なものや失敗したときでも、「やっぱりダメだ・・」「私にはできない・・」など負の感情になり過ぎるのではなく、「今の自分の実力はこんなもの」「次は失敗を活かして頑張ろう」と前向きに捉えて受け入れられることができる感情と考える分かりやすいかもしれません。
内閣府の調査で日本と諸外国の若者の意識を比較、調査しており、それによると「日本の若者は諸外国の若者と比べて、自信を肯定的に捉えている者の割合が低い傾向にある」とされています。
日本人の国民性のせいなのか、自分が役に立たないと感じる自己有用感の低さが関わっており、諸外国の若者には見られない日本の独自性が見られるそうです。
詳細が気になる方は内閣府のホームページを確認してみてください。
日本人は低いと言われている自己肯定感ですが、考え方や習慣を変化させることで高めていくことができます。
「自己肯定感」を高めることができれば物事をポジティブに捉えることができるようになり、自分に自信を持つきっかけになります。
そこで今回は「自己肯定感を高める方法」について紹介していきます。
◆自己肯定感を高める方法◇7選◇
- 自分に素直になる
- 自己肯定感の高い人と一緒に行動する
- 環境を変えてみる
- 本を読む
- 自分を褒める
- 体調を整える
- 自分に自信を持てるようにする
・自分に素直になる
自己肯定感とは自分の長所だけでなく短所も含めて今の自分を認めるということです。
何かに失敗したり不安を感じても、「現状の自分」を認めてあげましょう。
「どうして失敗するのか?自分には無理だ」と悩むのではなく、「失敗するのが今の自分の実力」と考えてみてください。
自分のことを許容することができるようになると、「失敗しないためにはどうしよう?」と次のステップへの意欲も湧いてきます。
自己肯定感を高めるには自分の感情を冷静に考えて自分自身を大切にすることが大事になります。
・自己肯定感の高い人と一緒に行動する
自己肯定感が低いと感じている人は自己肯定感の高い人と一緒にいることで良い影響を受けることができるかもしれません。
自己肯定感の高い人というのは、自分のことを大事に思い、受け入れることが出来る人が多いです。
自分を大切に出来る人は他の人のことを思いやることが出来る人も多く、周囲の人にポジティブな影響を与えることができます。
一緒にいることで少しづつ自分を受け入れることができるようになり自己肯定感も高まっていくはずです。
ただし、本当に自己肯定感が高い人なのかを見極めることは大切であり、親切の押し売りや過剰なリーダーシップなどポジティブでも周りのことが見えていない人とは距離をとることも必要です。
・環境を変えてみる
自己肯定感を高めるには環境を変えてみるのもいいかもしれません。
自己肯定感が低い原因は自分にあるのではなく、周りの影響による可能性もあります。
自己肯定感の高い人と一緒にいると良い影響を受けるように、自己肯定感の低い人と一緒にいることで悪い影響を受けることもあります。
自己肯定感が低いと感じる原因が家族や家庭環境にあるのであれば、一人暮らしなど自立を考えてみましょう。
自分の周りに自分のことを貶めるような言動、行動をとる人や関係者を大切にしない人などがいる場合、距離をとることも大事です。
自分に悪影響があると感じるのであれば、人間関係を見直してみるのも方法のひとつです。
つらいと感じており、ストレスを溜め続けると、よりネガティブな感情になっていくこともあるので勇気を出して行動することも必要かもしれません。
ただし、本当に自分のことを思って注意やアドバイスをしてくれている人もいるので、耳が痛いような内容でも「アドバイスなのか避難なのか」をしっかりと判断しましょう。
・本を読む
自己啓肯定感を高めるには本を読むのもお勧めです。
「自己肯定感」に関しての書籍は数多く出版されているで興味のある方は探してみてください。
自己肯定感が低いと感じている原因は人によって様々です。
著者の経験が自分の感じている悩みと近い内容の本を読むことで解決できることもあるでしょうし、心理学を専門に研究している専門家が書いた本を読むことでヒントを見つけることができるかもしれません。
最近では電子書籍タイプもあるので、自分にあったスタイルで探してみでは如何でしょうか。
・自分を褒める
自己肯定感を高めるには「自分で自分を褒める」ということも大切です。
「褒める」のは成功したときだけと思うかも知れませんが、上手くいかなかったときでも自分を褒めてみましょう。
結果を出すために、過程で頑張ったことがあると思います。
「最後まで諦めなかった」「いつもより集中できた」など何か一つでも頑張ったと思うことがあれば自分を褒めましょう。
自己肯定感を高めるために「人に褒めてもらう」ことも効果がありますが、「自分で自分を褒める」ことで自分の頑張りを認めることができるようになり、自己肯定感を高めることに繋がります。
自分を褒めるにはいいところに気がつくことができるということです。日頃から他人のいいところを探す癖をつけて褒めることに対しても慣れていきましょう。
・体調を整える
何をする場合でも体調を整えることが重要です。体の調子がすぐれない場合、やる気は出にくくなります。また、やる気が十分であっても良いパフォーマンスを発揮することが難しくなります。体調がすぐれない場合は無理をせずに休養して体調を整えることも必要です。睡眠時間を十分に取り、規則正しい生活を心掛けて普段から体調管理に注意しましょう。
・自分に自信を持てるようにする
自分に自信がないと他人に依存したり、不安になったり、物事を悪い方向に考えやすくなります。
まずは小さい目標でもいいので、何か目標を立ててみましょう。「目標を設定して達成する」という成功体験を繰り返すことで自分に自信をつけることができます。
仮に目標が達成できなかったとしても失敗を次に活かしましょう。失敗を失敗のまま終わらせてしまうと、次に同じようなシチュエーションになった場合に「また失敗するかも」というネガティブな感情になってしまうかもしれません。失敗した理由を分析して「次は大丈夫」というポジティブな感情になることで同じ失敗をしないようにすることも大切です。
このとき、自分で自分のことを褒めてみましょう。どんな人でもいいところはあるはずです。自分の長所を知り、活かすことで自分に自信を持てるきっかけにできるかもしれません。
◆まとめ
ここまでは自分自身の自己肯定感を高める方法について紹介しました。
すぐに自己肯定感を高くするということは難しいかもしれませんが、日頃の考え方や習慣などを少しずつ意識して変化していくことで好転していけるかもしれません。
ここで紹介した方法が全てではありませんので、焦らずにゆっくりと自分に合った方法を探してチャレンジしてみてください。
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