美容整形とはどんなもの？？
以前は、整形手術と聞くとネガティブなイメージがありましたが、近年では芸能人やインフルエンサーなどが美容整形を肯定するなど、美容整形に対する世間の価値観が変化しつつあるのではないでしょうか？
今回は美容整形とはどんなものか？美容整形の施術方法について紹介します。
目次
１．美容整形とは
容姿を美しくするために形成外科的な手技を用いるもの。二重まぶた、皮膚のしわとり、降鼻、豊胸などの手技がある。形成外科と異なり、正常な組織に手技を施すもので、医療法などに定められる正規の診療科ではない。豊胸術などではケイ素樹脂などの異物注入のため弊害を生じることがある。しばしば整形外科と混同される。(引用：コトバンク)
２．美容整形の施術方法
美容整形には、様々な治療法がありますが、今回は二重・目もとの美容整形、鼻・フェイスライン美容整形、若返りの美容整形とプチ整形ついて紹介します。
①二重・目もとの美容整形
顔の印象を大きく変える「目」。単純に目を大きくすれば良いという訳ではなく、人それぞれの顔のバランスに合わせた形やサイズが大切です。「二重にしたい」「二重ではあるけれど腫れぼったい」「目の下のたるみをとって若返りたい」といった方が希望される手術です。
【埋没法】
二重まぶたのヒダを作りたい線にそって瞼の裏側から数か所を糸で留める二重術です。埋没法の長所はメスによる外科的な侵襲を一切行わないため腫れが少なく、思い立ったら元に戻すこともできます。 短所は目の形態によって使用している糸がとれてしまう可能性があるということです。
ぱっちりとした印象の目にしたい方、目の左右差が気になる方、切らない手術を希望されている方、アイプチやアイテープをされている方などにおすすめです。
【切開法】
手術によって二重のラインを作り出す方法です。希望の二重ラインに沿って皮膚を切開し、余分な皮膚や脂肪などを丁寧に処理して、組織を縫合して二重を作ります。二重の他、目頭や目尻の幅を広げることで、目を大きく見せたり、目のバランスを良くすることにも適しています。長所は、半永久的な二重が作れることで、短所1週間糸がついていることです。
半永久的に二重になりたい方、小さくて離れた目をしている方、厚ぼったい瞼の方などにおすすめです。
【脂肪除去】
目もとのタルミや腫れぼったさの解消に行われる方法です。日本人は元々瞼の皮膚が厚く、皮下脂肪が多いのが特徴です。そのため、瞼が腫れぼったく見えたり、目つきが悪いように見られたてしまいます。切開して余剰な皮膚を取り除いた後、痕が残らないように細かく丁寧に縫合します。
腫れぼったい目の方、眠そうな印象に見られる方、目の下にタルミがある方などにおすすめです。
➁鼻・フェイスラインの美容整形
顔の中心である”鼻”は顔全体の印象を決める大事なパーツのひとつです。顔立ちは人それぞれ違うので、人によって、似合う鼻の形も高さも変わります。
頬には、皮膚の層や箇所よっていくつかの脂肪が混在しているので、ふくらみやたるみの原因になります。また、フェイスラインをスッキリさせたり各々のパーツを整えることで、小顔に見せることもできます。
【プロテーゼ挿入(鼻・あご)】
プロテーゼと呼ばれる人工軟骨を使用して、鼻を高くしたり、あごを少し前に出すことで美しいフェイスラインを作り出す施術です。違和感なく、自然な仕上がりになります。プロテーゼは、人間の軟骨に非常に近いシリコン樹脂でできており、アレルギー反応もなく、安全なものです。
鼻が低い方、鼻筋を通したい方、あごを少し出したい方、フェイスラインを整えたい方、半永久的な効果が欲しい方などにおすすめです。
【ヒアルロン酸】
ヒアルロン酸はもともと体内にある物質なので、安全性が高いことが特徴です。
注射でヒアルロン酸を注入し、鼻のラインや高さを整えたり、アゴを出す方法です。
切開をせずに鼻を高くしたい方やあごを出したい方におすすめです。
【軟骨縫合】
鼻先を丸く見せてしまう原因となる開いた鼻軟骨を、左右の鼻の穴の中から中央に寄せて縫合する方法です。約10分ほどで終わる簡単なものです。
ダンゴ鼻の方、鼻先が丸い方におすすめです。
➂若返り術
若返り術には、切開による外科手術・糸による切らないリフトアップ・ヒアルロン酸注入法・ボツリヌス・トキシン注入法などさまざまな方法があります。
処置時間やダウンタイム、持続力、傷跡、費用などさまざまですので、悩みや希望を具体的に担当医に相談し、適切なものを選ぶようにしてください。
【フェイスリフト(切開法)】
現在のフェイスリフト手術は、耳の前のシワ部分から耳の後ろにかけて切開し、たるんだ顔の皮膚や軟部組織を引き上げて固定する方法が主流です。皮膚だけでなく、組織全体をリフトアップできるため若返り効果の持続が期待できます。
糸のリフトアップを受けたことがあるがもっと効果を出したい方、たるみが強い方、確実に効果を出したい方におすすめです。
【フェザーリフト(糸によるリフトアップ)】
皮膚を切らずに、特殊な糸で引き上げ、たるみやシワを改善する施術方法です。施術後、糸の周りにコラーゲン線維が出来やすくなるため長期的にも張りのある肌を保つ効果も期待できます。
切開したくない方やお時間が取りにくい方におすすめです。
④プチ整形
プチ整形とは、「メスを使わない美容整形」と定義されることが多く、比較的に手軽に行うことのできる施術です。
糸を使用した二重術埋没法やヒアルロン酸注入、ボツリヌス・トキシン（ボトックス）注入(ボツリヌス注射)などが挙げられます。
プチ整形はメスを使う施術に比べてダウンタイムが少なく傷跡が残りにくいのが特徴です。従来の美容整形手術より処置時間が短く安価で痛みも少ないため、どなたでも手軽に受診できます。
仕上がりも本来のパーツを活かした自然な仕上がりになります。
プチ整形は、メスなどで切ることに抵抗がある方や腫れや内出血をできるだけ抑えたい方、自然な仕上がりを望む方などにおすすめです。
【ヒアルロン酸注入】
ヒアルロン酸はもともと体内にあるもので、保湿性に優れ、肌のハリや弾力性を保つためには不可欠な物質です。鼻筋や口唇、顎、輪郭などの形の一部分を変えたり、ハリを出したり、表情ジワを目立ちにくくしたい時などに使われます。 繰り返し注入しても副作用がありません。
【ポツリヌス・トキシン注入】
ボツリヌス・トキシンはタンパク質の一種で、筋肉の動きを弱める働きがあります。眉間の縦ジワや目尻の放射状のシワなど、表情筋の収縮運動によってできたシワの改善に効果的です。
目尻・額・眉間などにできる表情じわ、顔を大きく見せてしまうエラ張りの改善などの治療に用いられます。
まとめ
今回は、美容整形とはどのようなものか、美容整形の施術方法について紹介しました。
美容整形には部位によっても様々な施術方法があります。悩みも人それぞれであるので、後悔しないためにも自分に適した美容整形が選択する必要があります。
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