口下手を克服する方法◆10選◆
前回、口下手な人の特徴、原因、長所について紹介しました。口下手であることは、プラス面もたくさんあり、必ずしも悪いことではありません。しかし、仕事や人付き合いにおいて、口下手が原因で不便に感じている人も多いように思います。口下手は、行動や意識を変えることで、克服できると考えます。そこで、今回は「口下手をどうにかしたい」という人のために、口下手を克服する方法について紹介します。
目次
1.口下手を克服する方法◆10選◆
口下手を改善し、会話を盛り上げるコツを知ることで、職場や人付き合いにおいても、より良いコミュニケーションを築けるようになるでしょう。
①ゆっくり話す
口下手な人は、なるべく相手の目を見てはっきり落ち着いてゆっくり話すようにしてみましょう。人を目の前にすると緊張して焦ってしまったり、沈黙の時間があると無理して話そうとしてしまうことがあるかもしれません。しかし、焦ると早口になって、相手に言葉が伝わりづらくなってしまったり、余計なことを言ってしまうことがあります。会話するときに「何か話さないと」と焦る必要はありません。自分の中で落ち着いて、ゆっくり話すようにすることで、自分の考えも整理しながら話すことができるでしょう。
そして、相手に前もって「口下手なんです」と伝えておくこともおすすめです。このように伝えるだけで、自分の緊張もやわらぎ、話しやすくなるでしょう。
➁会話の機会を増やす
口下手を克服する方法として、人と会話する機会を増やすようにしましょう。コミュニケーションに自信がなくても、会話は筋トレと同じように、日々のトレーニングで鍛えられます。会話の機会を増やすことで徐々にスキルアップできます。
話も自分から話すことが苦手でも、挨拶くらいなら自分からでもできるはず。愛想よく挨拶することで、印象も良くなります。挨拶からでいいので、自分から話しかけるように努力すると会話する機会が増えていくでしょう。そして、「人とうまく会話することができた」という成功体験を積み重ねていくことで、会話への苦手意識が薄らいでいくでしょう。
➂話しやすい話題を準備しておく
人と話をするときに「何を話していいのかわからない…」という場合は、あらかじめ自分が話しやすい話題やネタを先に準備しておきましょう。自分の好きなことや休日の過ごし方、趣味の話でも、この話題だったら話せるというものを考えておきましょう。そのように準備しておくことで、もし質問されても、すぐに答えることができるでしょう。
また、日頃から話を完結にまとめる練習をしておいたり、自分の一番言いたいことや結論を最初に言うように意識することで、会話もしやすくなるでしょう。
④表情や見振りや手振りを取り入れる
言葉がうまく出てこない方こそ、会話の最中に見振りや手振りを取り入れてみてはいかがでしょうか?
言葉以外にも表情や声の大きさやトーンを意識してみたり、身振り手振りを加えることで、印象は大きく変わります。
➄いつも笑顔でいる
口下手で人と会話することが苦手な人でも、いつもニコニコして話しかけやすい雰囲気を出すことを心掛けてみましょう。暗い表情であったり、いつも下を向いていると、話しかけづらいという印象を与えてしまいます。
できるだけ笑顔でいるようにすると、話しかけてもらえる機会も増え、自分も会話することに慣れていけるでしょう。
口下手だからと人と話す機会を減らしてしまうと、余計に話すことが苦手となり悪循環となってしまうので、人前では、いつも笑顔で話しかけやすい雰囲気作りは意識する必要があるでしょう。
⑥相手の話を聞き共感する
「自分が上手に話さないといけない」と、余計に自分にプレッシャーを与えてしまいがちですが、「自分が上手に話そう」ではなく、相手の話に興味を持ち、最後まできちんと聞くことを大切にすると、相手もまた話したいという気持ちになります。無理に自分から話すのではなく、相手に気持ちよく話をしてもらうことを意識するようにしてみましょう。
そして、相手の話に共感することで、さらに会話を弾ませることができます。人は、話している相手に共感してもらえることで親近感がわき、心を広げることができます。無理に相手に合わせて、自分の意見を変える必要はありませんが、話している相手の気持ちで理解できる部分を見つけて共感することで、相手も「自分のことをわかってくれた」という気持ちになります。
口下手を克服したいのであれば、基本的には相手の話に興味を持ち、最後まできちんと聞き、共感するように意識してみましょう。
➆自信をつける
人と話すことへの苦手意識を克服するためには、自分に自信をつけることが大切です。そのためには、小さな成功体験を積み重ねることで、自然と自信に繋がっていくでしょう。例えば、「自分から挨拶する」「感謝の気持ちを伝える」「自分から発言してみる」など、自分ができそうな小さなことから始めてみましょう。
⑧コンプレックスと感じるのをやめる
口下手な人は、「自分は人とコミュニケーションと取るのが苦手だから…」と口下手をコンプレックスに感じている人も多いですが、そのように考えていると、いつまでも克服することはできません。まずは、口下手であることを個性だと受け止めて、ネガティブな意識を捨てるようにしましょう。うまく話せないことを不安に思ってしまうと、余計にどんどん言いたいことが言えなくなってしまいます。自分の良い面をみるように意識することで、自分に対する肯定感が生まれ、少しずつ自分にも自信が持てるようになっていくでしょう。自分に自信が持てるようになれば、自信のなさからくる口下手は改善されます。
⑨話しやすい人と話すことで会話に慣れる
口下手を克服したいのであれば、まずは、一緒にいて言葉が出てきやすいと感じる人と話し、会話することに慣れていきましょう。一人でいることに慣れてしまうと、会話をするの機会がどんどん減って、余計に苦手になってしまいます。話すということはある程度慣れも必要なので、自分が話しやすいと感じる人とたくさん話すようにしましょう。
⑩質問をする
会話と聞くと、うまく話すことが大事だと考える人も多いのではないでしょうか?会話は話すことも大切ですが、相手から話を聞き出すことによっても、会話は成り立ちます。自分のことを無理に話そうとせず、相手に質問をして、相手から話を聞き出だけでも、話は盛り上がっていきます。相手の話したいことを察し、タイミングよく質問できると、相手ももっと話したいと感じるはずです。話すことが苦手であれば、話を聞く力、質問する力を伸ばすことに力を入れてみましょう。
まとめ
今回は、口下手を克服する方法について紹介しました。口下手な人は、自分の気持ちをうまく人に伝えることが難しい分、あらかじめ話の内容を準備しておいたり、話かけやすい雰囲気作りや、相手の話をうまく引き出す力が必要であることがわかりました。
口下手というのは良いところもたくさんあり、ひとつの個性であります。そのことをしっかり受け止めて、自分なりのコミュニケーションと取っていきましょう。
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